1位は男子「碧」女子「凛」たまひよ赤ちゃん名前ランキング
子育て・教育
リセマム/生活・健康/未就学児
「たまひよ」では2005年より、赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング」を毎年発表している。20年目を迎える今回は、2024年1月1日~9月26日に生まれた赤ちゃん26万3,885人(男の子13万2,246人、女の子13万1,639人)を対象に、名前の読み、漢字などについて調査した。
2024年の男の子は、1位「碧」(おもな読み「あお」)で、2年ぶりに1位へ返り咲いた。「あおい」という読み方ができるなど、人気の名前として定着しており「碧い海のようにおおらかに育ってほしい」「輝く宝石のような意思の強さをもつ人になってほしい」などの願いが込められているという。
2位は「蓮」(おもな読み「れん」)で、2023年の1位から2位となった。「清らかな心をもった優しい子になってほしい」などの想いを込めて名付けられているという。
3位「凪」(おもな読み「なぎ」)は、2023年7位からランクアップ。ついで4位「陽翔」(おもな読み「はると」)、5位「湊」、7位「暖」、10位「律」が1文字名前の人気を受けトップ10入りした。
女の子は、1位「凛」(おもな読み「りん」)が15年ぶり1位となった。「自分の意思をもったしっかりした子に育ちますように」「凛とした女性になってほしい」といった願いが込められており、2005年から常にトップ10入りしている。
2位は「陽葵」(おもな読み「ひまり」)で、安定して人気な名前だという。「読みランキング(男女共通)」では2位「ひなた」という読み方が含まれることも人気の理由で、「太陽のように元気でひまわりのようにまっすぐ力強く元気な可愛らしい子になりますように」「あたたかく、明るく前向きにすくすく育ってほしい」などの声が寄せられている。
3位は「翠」(おもな読み「すい」)は、2023年と同じく3位にランクイン。音の響きのよさや漢字の綺麗さ、「自分をもって生きてほしい」などの願いが込められているという。
4位「芽依」(おもな読み「めい」)は、2023年7位からランクアップ。「明るくて元気で人に優しく、愛される子に育ちますように」「芽が出るように、未来の可能性を感じさせる人になりますように」などの声が寄せられている。
男女共通の読みランキングでは、「藍」(おもな読み「らん」)が大きくランクアップ。男の子名前で2023年181位から39位に、女の子名前でも155位から71位にランクアップした。国際的なスポーツ大会やネーションズリーグで2024年も盛り上がった男子バレーボールの中心選手である髙橋藍選手の活躍や、音の響きのよさや1文字名前の潔さなど、多くの人が印象に残ったことが影響しているのではと考えられている。
2024年赤ちゃんの名前ランキングのWebサイトでは、男の子や女の子の読みや漢字ランキングなども紹介している。
◆たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング2024
<男の子>
1位:碧(あお)
2位:蓮(れん)
3位:凪(なぎ)
4位:陽翔(はると)
5位:湊(みなと)
<女の子>
1位:凛(りん)
2位:陽葵(ひまり)
3位:翠(すい)
4位:芽依(めい)
5位:紬(つむぎ)
<男女共通読み>
1位:あおい
2位:ひなた
3位:はる
4位:すい
5位:せな
《宮内みりる》
この記事の写真
/