【高校受験2025】栃木県進路希望調査（10/1時点）宇都宮中央2.60倍

　栃木県総合教育センターは2024年11月7日、2024年度（令和6年度）中学校等生徒の進路希望調査（第1回・10月1日現在）の結果を公表した。進学希望倍率は、宇都宮中央（普通）2.60倍、宇都宮白楊（食品科学）2.23倍の2校が2倍を超える高倍率となった。

　進路希望調査は、栃木県内の国公私立の中学校、特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校の2025年3月卒業予定者を対象に、教育行政計画の立案および進学・就職などの進路指導のための基礎資料を得ることを目的に10月1日現在の結果をまとめたもの。調査対象校は計179校。

　2025年3月の卒業予定者数は、前年同期比215人減の1万7,028人。高等学校等への進学希望者は、1万6,671人で、前年同期比0.2ポイント増の97.9％。このうち県内への進学希望者は、前年同期比219人減の1万5,164人で、進学希望者全体の91.0％を占める。

　全日制高校への進学希望者は、県内県立高校が前年同期比0.7ポイント減の1万2,304人、県内私立高校・中等教育学校が前年同期比0.2ポイント増の1,907人。県外への進学希望者は前年同期比0.3ポイント増の1,507人だった。

　県内県立の全日制高校の募集定員（見込み）1万795人に対する進学希望者（過年度卒業者含む）は、1万2,304人。進学希望倍率は1.14倍で、前年同期と比べ0.01ポイント上昇した。

　希望倍率が2倍以上となった学校・学科（系・科）は、宇都宮中央（普通）2.60倍、宇都宮白楊（食品科学）2.23倍の2校。

　このほかおもな学校の希望倍率は、宇都宮（普通）1.36倍、宇都宮東（普通）0.73倍、宇都宮南（普通）1.82倍、宇都宮北（普通）1.77倍、鹿沼（普通）1.40倍、石橋（普通）1.70倍、佐野東（普通）1.42倍、足利（普通）1.48倍など。定員に満たなかった学校・学科（系・科）は34校・55科で、前年同期と比べ4校1科減少した。

　2024年度中学校等卒業者の進路希望調査（第2回）は、2025年1月9日に公表予定。2025年度栃木県立高校入学者選抜は、全日制課程の特色選抜が2025年1月30日～31日に願書を受け付け、2月6日・7日（6日のみ実施の場合あり）に面接などを実施、合格者内定は2月13日。一般選抜は2月19日～20日に願書、2月25日・26日に出願変更を受け付け、3月6日に学力検査を実施する。合格者発表は3月12日。