吉沢亮、“知らない世代”の服装&髪型再現に戸惑い「不安は正直ありました」【ぼくが生きてる、ふたつの世界】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】吉沢亮の肉体美
◆吉沢亮、1番大変だったシーンは?「すごく練習した」
本作は、宮城県の小さな港町で、耳のきこえない両親のもとで愛されて育ち、やがて心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つ五十嵐大(吉沢)の姿を描く。この日は呉美保監督も出席した。
1番好きなシーンを問われると、吉沢は「個人的にこの映画が完成したのを見て、すごく好きだったのは、パスタを食べているシーンですかね」と回答。「ただただ親子になっているあのシーンは、見ていてすごくグッとくるものがありました。個人的に1番大変だった手話のシーンなので。1番稽古したんですよ。あの手話のシーン。どのシーンもそうなんですけど、特にあそこはテンポ間も含めてすごく練習したシーンなので。それがちゃんといい感じになっていたので、よかったなと思いました」と振り返り、好きな手話を問われると「なるほど」「わかる」などを意味する、顔の横で指を使う手話を挙げていた。
◆吉沢亮、劇中の服装&髪型に「不安は正直ありました」
劇中の服装や髪形に関しては「昭和を知らない世代なので、最初にあの20歳のロン毛のカツラを被ったときに、『これは本当に成立しているんですか?大丈夫ですか?これ本当にいけます?』みたいな。めちゃくちゃ不安が(笑)。『本当ですよね?大丈夫ですよね?』みたいな不安は正直ありましたけど、現場に入って完成したのを見て、まあ大丈夫だろうみたいな(笑)」と回顧。
呉監督は昭和と平成の間の「絶妙なダサい時代」を目指していたそうで「(ルックスの)ポテンシャルがあるのに、なんだかなぁ…みたいな、そこをやりたかった」と笑っていた。
◆吉沢亮、ロングラン上映に感謝
最後に改めてマイクを握った吉沢は「公開から2ヵ月が経った後に、こうやってまた皆様の前に立てるっていうことも、なかなかできる経験でもなかったりするので、今日はすごく嬉しかったです」と挨拶。「この作品に関しては、いろんなところでいろんなお話をさせていただいているので、特に言うことはないんですけど(笑)」と話しつつ、「でも、この作品をこれだけの方に愛していただいて。何十回以上も見てくださっている方もいたり。1人でも多くの心にこの作品が残って、皆様の人生の中に寄り添うような作品になってくれたら、嬉しいなと思っております。これからもぜひこの作品の応援を、お願いできれば嬉しいなと思っております」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
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