肌寒さが沁みる季節を迎える頃に、役立つニットアップ。同素材のトップスとボトムスのセットアップは着こなしに迷うことなく取り入れられるのでおしゃれ初心者さんでも楽しめるアイテムです。しかし、通常のセットアップと違い、ニットは生地が伸びるし、もたつく…。モノによっては着膨れ・老け見えを引き起こす可能性もあるのです。そこで今回は、大人世代が取り入れてはいけないオバ見えニットアップとおしゃれ見えするニットアップの違いについてご紹介します。
NG:フィット感の強いニットアップ
スタイルの良いモデルさんが着用しているとサマに見えるIラインのニットアップ。大人世代としてもこのタイプのニットアップを着こなせたらかなり自信につながりそうですが、現実的には体型がもろバレするのが関の山…。ニット素材はカットソーよりも肌にフィットする上に、生地がふっくらと厚みを持たせます。そのため、通常よりも着膨れしやすい要素がたっぷり。そのためボディラインにフィットしたニットアップを着ると、シルエットが1.5倍に膨らんで見えやすいです。それだけならまだ良いのですが、バストトップの位置、ヒップの位置、下腹部の張りなど、加齢によって目立つ体型バランスまでもが露呈されやすくなっています。
とくに後ろ姿は背肉、脇肉を拾いやすいので360度全身を見渡した時に年齢がバレやすいともいえますね…。補正下着を着用してスタイルカバーできそうであれば、取り入れてもOKです。
次のページへ▶▶ゆったりしたシルエットでも、これはダメ。オトナ世代がきれいに見えるニットとは?