受験生の親…気を付けていること1位「過干渉にならない」
子育て・教育
リセマム/教育・受験/高校生
調査の背景には、受験期における親子のコミュニケーションが重要であるという認識がある。調査では、7割以上の母親が子供とのコミュニケーションに悩みを抱えていることがわかった。具体的には、「勉強の進捗の追い方」や「娯楽の制限」など、親としての関与の度合いに悩む声が多かった。また、進路についての親子げんかが何度もあると答えた母親も多く、親子関係の難しさが浮かび上がった。
さらに、子供のやる気維持に関しては、多くの親が「どうすればいいかわからない」と感じていることがわかった。やる気維持のために何か行動している親は約3割にとどまり、具体的な対策が求められている。食事に関しては、「朝食を抜かない」ことや「栄養価の高さ・バランス」に気を付けている親が多く、食事が親子のコミュニケーションの一環として重要視されている。
調査結果をもとに、現役大学受験生の母親と大学に合格した子供をもつ母親、明治の管理栄養士、西岡壱誠さんによる座談会が行われた。座談会では、親子のコミュニケーションや食事の工夫について意見が交わされ、親同士で共感しあえる悩みや家庭それぞれの苦労が共有された。
明治は、栄養面から受験生とそのサポーターを応援する「受験飯」プロジェクトを展開している。公式サイトでは、受験勉強における「たんぱく質」「糖質」の重要性や、必要な栄養素を取り入れやすい商品について紹介している。
《佐藤愛》
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