櫻坂46、“ZOZOマリン”2DAYSで7万2千人動員 涙で語った4年間の歩みと5年目への覚悟【セットリスト】
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モデルプレス/ent/music
【写真】櫻坂46、美脚際立つミニスカ姿
◆櫻坂46、“2年連続”ZOZOマリンスタジアムで「ANNIVERSARY LIVE」
2020年に欅坂46から改名し、2020年12月9日に1st Single『Nobody’s fault』をリリースした櫻坂46。毎年11月~12月にアニバーサリーライブを行っており、「1st ANNIVERSARY LIVE」「2nd YEAR ANNIVERSARY LIVE」は東京都・日本武道館にて、2023年の「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」は、グループ初のスタジアムライブとしてZOZOマリンスタジアムにて開催。ZOZOマリンスタジアム史上最大動員数となる、2日間で72000人を記録した。
今回の「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」は2023年に引き続き2度目のZOZOマリンスタジアムでの開催となり、各日36000人、2日間で72000人を動員。グループが冠のライブは2024年6月以来、約半年ぶりで、全24曲(2日間で48曲、うち日替わり曲は6曲)を披露した。
◆松田里奈、“濃い1年”経て帰ってきたZOZOマリンへの思い
同公演は、二期生の田村保乃がセンターを務める一期生&二期生楽曲『ドローン旋回中』と、三期生の中嶋優月がセンターを務める三期生楽曲『Anthem time』のミックスからスタート。田村保乃が「櫻坂46いくぞー!Buddies会いたかった!Buddiesも会いたかった?」と煽ると、会場からは大きな歓声が。タオルを回しながら一体となって盛り上がる中、三期生もステージに登場し、一期生・二期生・三期生それぞれの力が重なっていくような演出で観客を引き込んだ。
キャプテンを務める二期生の松田里奈は「この場所に立つのは1年ぶりなんですけど、この1年もシングルを3枚発売させていただいたり、ツアーを回らせていただいたり、そして東京ドーム公演に立たせていただいたりと、濃い1年を過ごすことができました」と2024年を回顧。「それを経て、またこの地に立って皆さんと同じ時間を共有できているのがとても幸せ」と話し、「この後のライブがめちゃくちゃ私たちも楽しみです」と大きかってZOZOマリンスタジアムに帰って来られたことへの喜びを口にした。
その後、同公演がオンラインで生配信されていること、日本だけではなく海外のBuddiesも会場に来ていたり、配信を観ていたりしていることを報告する場面も。的野美青が英語で、谷口愛季が韓国語で、そして香港でのイベント出演に向けて松田が広東語で挨拶をする場面もあり、会場からは大きな拍手が起こった。
◆小池美波、休養中に観た3周年ライブ回顧
また、2023年は休業中だった一期生・小池美波は、今回ZOZOマリンスタジアムでのライブに初出演。MCでは「去年ZOZOマリンスタジアムに立てなくて、みんなのことを客席から観ていた」と1年前の景色を振り返り、「そのときにもう正直、私ってステージとか櫻坂に戻れないのかなと思っちゃって…」と涙ながらに吐露。
「だけど、メンバーのみんなが本当に温かくて、皆さんもすごく温かくて、やっぱり色々考えたんですけど、『戻りたいな』って改めて思いましたし、ここで4周年を迎えられることもすごく幸せです」と続け、「皆さんとこうして会えることも、メンバーのみんなと一緒にステージに立てることもすごく幸せだなって思って、皆さんには本当に感謝しています」と支えてくれた人たちへの思いを真っ直ぐに伝えた。
◆櫻坂46三期生、“先輩”になる上での決意表明
さらに、2023年1月に加入した三期生は昨年のアニバーサリーライブで参加楽曲が限られていたが、今回は中心メンバーとして多くのステージに出演。三期生楽曲に加えて、表題曲に参加したりセンターを務めたりと、大きく成長した姿を見せた。
村井優は、参加楽曲が増えたほかにも「『櫻坂に自分がどうしたらもっと貢献できるか』とか、『自分がグループのためにできることはなんだろう』って考えられた1年だった」と心境の変化があったことを告白。2024年1月に卒業コンサートを行った小林由依から学んだことも多かったといい「来年新しい子たち(後輩)が入ってきてくれるかもしれないけど、その大きな背中とか、『グループのためにできること、支えるんだ』っていうその気持ちを引き継いでいきたいなって思って。そう思えたってことはこの1年で大きなことなんじゃないかなと思いました」としみじみ語った。
これに小島凪紗も「私もこの1年、すごく大きな進化とか変化がたくさんあったと思った。1年前までは三期生で話し合いとか感情を共有することが多かったけど、最近は先輩方ともいっぱい楽しいことも悲しいことも共有するようになった」と成長を口に。その上で「今度は私たちは先輩になる立場でもあるから、私たちも大きな背中をこれから見せていけたら」と“先輩”になる上での決意を明かした。
◆山下瞳月センターの新曲も自主公演で初披露
それぞれが熱い思いを語った櫻坂46は、ライブの終盤『Start over!』『静寂の暴力』と毎回演出が話題を呼ぶナンバーを連続で披露し、会場をさらに熱狂。『承認欲求』の前にはセンターの森田ひかるが片手側転を披露するなど、アクロバットなパフォーマンスを混じえながらクライマックスへかけて畳み掛けた。
本編最後には、三期生・山下瞳月がセンターを務める最新の10枚目シングル『I want tomorrow to come』を自主公演で初披露。山下が横たわって歌い始める演出で引き込むと、最後には山下がグループを象徴する“櫻ポーズ”を夜空に掲げたタイミングで花火が打ち上がり、メンバーがステージを後に。本編は冬の夜空にぴったりな幻想的な演出で幕を閉じた。
◆松田里奈「櫻坂がある限りゴールはない」
アンコールでは、メンバーがフロートに乗ったり、ステージ全体に広がったりしながらファンへの感謝を歌った楽曲『Buddies』を披露。歌唱後、2日間のライブの感想を聞かれた山下は、同公演で披露した新曲『I want tomorrow to come』について「私自身もこの曲すごく大好きで…」と切り出し、「私も『明日が来てほしくないな』っていう日とかが結構あるんですけど、きっとここに来てくださっている皆さんもそういう日が1度はあったんじゃないかなって思う」「そういう日に私はこの曲を聴いて心が救われたし、皆さんもそうであったら嬉しいなと思って、今日は披露させていただいた」と涙ぐみながら曲への思いを口にした。
最後、キャプテンを務める松田は「皆さんの期待に応えることはもちろんなんですけど、その期待をこれからはどんどんどんどん越えていきたい」「櫻坂がある限りゴールはない」と宣言。「櫻坂とBuddiesは永遠にです」と続け、「5年目の櫻坂46もよろしくお願いいたします」と意気込み、5周年へ向けて新たな一歩を踏み出した。(modelpress編集部)
◆「櫻坂46 4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」24日公演セットリスト
Overture
M1.ドローン旋回中/Anthem time
M2.嵐の前、世界の終わり
M3.何歳の頃に戻りたいのか?
M4.BAN
【MC】
M5.一瞬の馬
M6.本質的なこと
M7.TOKYO SNOW
【MC】
M8.桜月
M9.標識
M10.On my way
M11.今さらSuddenly
M12.ブルームーンキス
M13.思ったよりも寂しくない
M14.最終の地下鉄に乗って
【MC】
M15.Start over!
M16.静寂の暴力
M17.マンホールの蓋の上
M18.もう一曲 欲しいのかい?
M19.承認欲求
M20.自業自得
M21.I want tomorrow to come
EN1.Buddies
【MC】
EN2.櫻坂の詩
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》