東京学芸大「探究の共創 in Winter 2024」12/22、参加者募集
子育て・教育
リセマム/教育イベント/高校生
東京学芸大学の「高校探究プロジェクト」は、高校生を中心に、探究的な学びの実装化・充実に向けた情報共有・交流の場として、夏と冬に開催するもの。「探究の共創 in Winter 2024」は、2023年12月に続く対面開催となる。
第1部は、ポスターセッション「対話を通して、マイストーリーを創ろう!」。夏に開催した「バーチャルポスターセッション」のリアルバージョンで、「自分にはなかった考えや自分とは異なる価値観に触れ、発想を膨らませたり、研究の位置づけ・方向性を明確にしたりすること」を目的に、探究しているテーマへの想いや現在までの経過を伝え合い、交流する。高校生のさまざまな発表を12月13日まで募集する。形態は、ポスター発表のみ(スライドを並べるだけでも可)で、個人発表、グループ発表のいずれも可。
第2部は、ワークショップ「私たちの『探究』を共創しよう!」。分科会にわかれ、テーマに即して、学びの当事者である高校生の声を聴きながら、何を目標に、どのような取組みをしたいか・できるかなどについて対話し、高校における「探究」の姿を探る。分科会A「探究の共創」では、教育旅行、社会・地域課題、企業などとの連携、などのテーマにわかれて「探究」の姿を探る。分科会B「教科横断の探究」では、教科横断型の「探究」の意義や在り方を探る。
分科会C「探究や学びのプロセス」では、8月4日に開催したカシオ計算機との共催ワークショップ参加者を中心に、「探究や学びのプロセス」を記録として残すデジタルツールの在り方を探る。普段の探究活動の記録の仕方や、「次の学びに生かす」ためにどんなデジタルツールがあればよいか、高校生・先生とともに考える場にしたいとしている。
カシオ計算機およびカシオ教育研究所は授業支援アプリ「ClassPad.net」を総合的な探究の時間や、各教科の探究的な学習のツールとして活用することを目的に参画している。高校で必履修となった総合的な探究の時間において、実際に重要なのは探究のプロセスそのもの。こうしたプロセスを通じて学ぶ楽しさを知り、生涯にわたって主体的に学び続ける基盤が築かれると考え、そんな学びを支援するために、デジタルツールとしてどのようなサポートができるか、実際に探究活動を行う高校の生徒や先生方とともに考える活動を行っているという。
「探究の共創 in Winter 2024」は2024年12月22日、東京学芸大学 芸術館および西4号館で開催する。第1部は午前10時から正午、第2部は午後1時から3時。第1部、第2部ともに、誰でも参加可能。高校生のほか、先生はもちろん、高校生の探究活動に関わっている人、「探究」に関心がある人、高校生の「探究」を応援したい大学生・大学院生、保護者、社会人などの参加も歓迎する。参加費は無料、申込フォームより申し込む。申込締切は、発表する高校生は12月13日、発表する高校生以外は12月18日。なお、参加者把握のため、分科会C参加者は、分科会C専用申込フォームからもあわせて申し込むこと。
◆探究の共創 in Winter 2024
開催日時:2024年12月22日(日)
第1部:10:00~12:00 第2部:13:00~15:00
開催場所:東京学芸大学 芸術館および西4号館(東京都小金井市貫井北町4-1-1)
対象:誰でも参加できる
参加費:無料
申込方法:申込Webフォームより申し込む
※分科会C参加者は、分科会C専用申込フォームからもあわせて申し込むこと
申込締切:発表(高校生)2024年12月13日(金)
参加(発表以外)2024年12月18日(水)
《中川和佳》
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