【大学受験2025】神戸女学院、共通テストの得点率に応じて授業料減免
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神戸女学院大学は、2025年に創立150周年を迎えるにあたり、「神戸女学院のリベラルアーツ教育」が目指す学生像に沿って、5科目以上の受験勉強に取り組んだ生徒を迎えることを目的として「共通テストスカラシップ制度」を制定した。共通テスト利用入試(スカラシップ5科目型)において、得点率55%(生命環境学部は52%)を満たした入学者全員が対象となり、授業料と教育充実費の半額相当分を2年間減免する。3年次以降も成績条件を満たすことで、最大4年間適用される。
共通テストの自己採点後に出願することも可能で、入学手続きの期限は3月25日と、国立大学の結果が判明したあとになっている。基準得点率は、前年度共通テストの平均点との変動により±3%の範囲で変更される場合があり、2025年度入試の基準得点率は2025年1月24日に神戸女学院大学受験生応援サイト上で発表される。
指定科目は、必須3科目(各100点)と選択2科目(各100点)の合計500点満点で判定される。必須科目には「外国語(英語)」「国語(近代以降の文章、古文、漢文)」「数学I、数学A」が含まれる。選択科目は「数学II、数学B、数学C」「物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」「情報(旧課程は選択不可)」「歴史総合、世界史探究」「歴史総合、日本史探究」「地理総合、地理探究」「地理総合、歴史総合、公共」「公共、倫理」「公共、政治・経済」から高得点の2科目(50点満点の科目は2科目合算して1科目とみなす)で判定。地歴、公民、理科の2科目利用も可。
入学検定料は1万円で、ほかの入試制度との併願も可能だが、「スカラシップ5科目型」内での複数学科併願はできない。Web出願期間は12月21日から2025年2月9日までで、書類提出期限は2月10日となっている。合格通知は2月27日に行われ、適用希望者は必要書類を提出する必要がある。
《佐藤愛》
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