「苦しみながらお仕事をしたくない」自らを犠牲にする先輩キャバ嬢への本音 ゆゆ&JURIが競争社会で“仕事もプライベートも充実”のスタイル貫く理由<モデルプレスインタビュー>
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◆ゆゆ&JURI、“仕事もプライベートも充実”新たなスタンス確立
― お2人は、キャバ嬢としてもしっかり頑張るけれど、そのためだけに自らを犠牲にするようなことはせず、プライベートもしっかり充実させるというスタイルを確立されていると思いますが、そのようなスタイルを確立するために仕事をする上で特に心がけていることがあればお聞かせください。
ゆゆ:ストレスを溜めて、苦しみながらお仕事をしたくないんです!やっぱり売り上げを上げている人たちは、全員ではないですが、自分の時間を削って、ストレスを抱えながら働いている人がたくさんいて、そういう人たちを近くで見てきたからこそ私はそう思います。女の子のそういう気持ちって、お客様も感じ取るところがあるんじゃないかなと思っていて、お客様が「この子にお金を使おう」と思ってくれても、女の子側が使命感でそのお客様と接すると関係が上手くいかないんじゃないかなって思うんです。それよりも、こっちが楽しいオーラを出していたら、お客様も楽しんでお酒を飲んで帰ってくれるんじゃないかなって思うので、私は自分がストレスを溜めずに働くことを心がけてます!
JURI:そうだね!ストレスを溜めずに、無理ない程度に頑張っています。それでもしお客様が切れちゃったら仕方ないし、それでもいいって言ってくれるお客様を大事にしていますね。ありのままを好きになってもらってお仕事をした方が、お互いに心から楽しい時間を過ごせるのかなって思っています。
― お2人は入店時期も近いということですが、このお仕事を始めた頃からそのスタンスで働いているのですか?
ゆゆ:入った時はめっちゃ焦りました!
JURI:私も焦りました…。
ゆゆ:自分のお客様もいないから焦りましたし、アフターで朝まで付き合ってくれたから指名を入れてくれるとかもありました。だけど、やっぱりそういうことをしてしまうと、また同じことをしないと指名してくれないから、無限ループなんですよ…!だから、お店に会いに来て応援してくれるお客様を増やしていくことを今は目標として考えられるようになりました。
それに、エースはやっぱり有名店なので、毎日毎日新規でいろいろなお客様が来てくれて出会いがたくさんあるというところも、無理せずに自分のスタンスを保ち続けられる理由だと思います。お店の環境が良いので、ラッキーだなと思っています!
― 働いてみてわかっていったこともあるのですね。でもそこまで自分のスタンスを貫くには、ちゃんと自分の意思を持っていないと難しいこともあるのかなと思ったのですが、何かきっかけがあったのでしょうか?
JURI:私は綾田社長の言葉がきっかけです。「無理して頑張っていたらそれが出てしまうし、JURIはその場にいるだけで太陽のような存在だから、笑って楽しんで仕事をしてくれたらいいよ」と言ってくださったんです。ちょうど私が働き方に悩んでいた時に全部察してプラスの言葉をかけてくださったので、その時に考え方も変わったし、仕事も楽しくなりました!
― そうだったのですね。勝手なイメージですが、キャバ嬢の皆さんは売り上げを上げるほどすごいとか、競争が厳しい世界という印象が正直ありました。
JURI:そうですよね。もちろん売り上げも大事なのですが、ランキングだけを気にしちゃうと、どうしてもその必死感が出ちゃうから…。社長の言葉をきっかけに、焦らずに自分のペースで楽しむことを1番大事にして仕事をするようになりました!
ゆゆ:もちろん、ランキングの上に行きたい!という女の子は、その子のペースで頑張っていると思います!いろんな子がいるけど、やっぱり私たちの考えは、お客様も楽しくて気付いたらお酒をたくさん飲んでしまっていたという感じが理想です!
◆ゆゆ&JURI、プライベートでも仲良し
― お2人は、入店時期も近くて境遇が似ていたことで仲良くなったのですか?
ゆゆ:2人とも芸能をやっていた過去もあるし、入店時期も、働き方の考えも似ていたので、今では仕事終わりに一緒にご飯に行くくらい本当に仲良しです!
JURI:私はすべてを辞めて東京から大阪に来たので、大阪に友だちもゼロの状態だったんです。ゆゆちゃんとはシンプルに性格が合うし、気を使わずに仕事の悩みも話せるし、本当に仲良しです!でも売り上げのこととか全然話さないよね?
ゆゆ:うん。ここの2人は仲も良いし、確かに比べられることは比べられるんですけど気にしてないです。
JURI:まじで気にしてない。
ゆゆ:あとは客層も全然被らないんです!顔のタイプも違うし、お客様の年齢層も違う。系統が似ていて、お客様も被ることがあるなら、もしかしたらここまで仲良くはいられなかったかもしれないですけど(笑)。
JURI:同じ席につくことがないもんね。バランスが良いです!
― どうしてもランキングとかがあると争いでもあるけど、その中で仲良しな子がいるとすごく心強いですね!
ゆゆ:仕事の時は仕事って割り切れるので!
JURI:仕事中は話さないよね。
ゆゆ:そうだね。そこがまた良いんだと思います。仲良しこよしすぎると、お互いに売り上げとか譲ってあげなきゃとかなっちゃうけど、そこはまた別なので揉めたりとかもないですね。
― メリハリがちゃんとついているんですね。客層も全然違うの面白いですね!それぞれどういうお客様が多いのですか?
JURI:私は年齢層が上の方で、早い時間に来て、1時間とかでサッと飲んで帰るようなお客様が多いです。
ゆゆ:優しいおじさん。私は逆に結構年齢層は幅広いです。
― 本当に結構違うんですね!インタビューからもわかるように本当にお2人仲良しで!JURIさんが昼から活動するように心がけていると個別インタビューでお話ししてくれたのですが、ゆゆさんもご一緒することありますか?
ゆゆ:はい。最近は、アサイーボールを食べる昼活に付き合っています(笑)。私はフルーツアレルギーなので、ポテトとか別のものを食べているんですけど(笑)。
JURI:前はゆゆちゃん起きるの遅かったんですけど、私がとりあえずランチに行きたいから、すっぴんでも無理やり外に連れ出して、ただJURIの趣味に付き合ってもらっています(笑)。
ゆゆ:私も昼活自体は嫌いじゃないので、「流行りに乗れているな~」って食べてないけど、SNSにだけ載せています(笑)。この仕事をしていると昼活とかは怠けがちになってしまうので、無理矢理にでも外に出してくれる友だちがいるって良いなって思っています!
JURI:休みの日はたまにカラオケに行くんですけど、カラオケボックスに行って、ステージに立って、2人で歌って踊っています!
ゆゆ:3,000円くらいで歌い放題なのが最高で!2人で自分の好きな歌を歌って踊って、楽しいです!
― お2人の話を聞いていて、正直キャバ嬢という仕事へのイメージが変わりました。仕事でも結果は残しつつ、本当にプライベートも充実している様子が伝わってきて、羨ましいなって思いました!
ゆゆ:旅行も行くし、普通に遊びにも行くし、めちゃくちゃ充実しています!お仕事の疲れを休日まで引きずることもないので、本当に週末も楽しむために平日に頑張っているという感じですね。
◆ゆゆ&JURI、仕事で変化したプライベート
― 現在のお仕事で感じるやりがいと、同時に悩みもあれば教えてください。
JURI:ナンバーになりたいとか、そこを目指してるわけではないけど、もちろん売り上げがあればあるほど自分も嬉しいです。頑張ったら頑張った分結果がついてくるお仕事だし、やっぱり自分を気に入って会いに来てくれるお客さんがいるって、こういう職業だから当たり前に思ってしまうけど、よく考えたらそれってすごいことだなって思うので、自分目的で会いに来てくれる人がいるという部分にやりがいを感じますね。悩みもそこまでないかもしれない。
ゆゆ:確かに、苦しくなるほど必死になる働き方をしているわけじゃないけど、結果が出た時が1番幸せを感じられる仕事だし、お客様からの応援や愛を感じた時に「やっていて良かったな」と毎回感じるので、そこがやりがいになっていますね。
JURI:毎日楽しいです!お金を稼げるようになって、もっと好きなことを楽しめるようになったし、美味しいものが自分で食べられるようになったことも嬉しいです。
ゆゆ:そうだよね!目の前で握ってくれる鮨を女性2人だけで行けるようになるなんて、昔は想像もしてなかったですもん。この間、JURIに「今日何食べる?」って聞いたら「土瓶蒸し」って(笑)。鮨屋で「シャリコマ」とかも言わないし、同世代の女の子の会話でなかなかないですよね(笑)。毎日はまだ行けるほどではないけど、すごく幸せな環境だなと思います。大好きな韓国に行くにも、学生時代はホテルや飛行機代を常に気にしていたので、明日行こうと思って行けるのはすごく嬉しいです。
JURI:こんな感じで本当に毎日のように一緒にいるので、よく「ゆゆじゅりはビジネス仲良し」と言われるのですが本当に仲良しです!
― 貴重なお話しありがとうございました!これからのお2人のご活躍もとても楽しみです!
「自分の時間を削ってストレスを抱えながら働いている人がたくさんいて、そういう人たちを近くで見てきた」という経験から、自分らしさを第一に、仕事とプライベートの両方を充実させているゆゆとJURI。ナンバー争いが印象深い世界でもそのスタンスを確立している彼女たちの姿は、まさに新時代のキャバ嬢の形になっていくかもしれない。第2回では今の輝くゆゆ、JURIになるまでに取り入れてきた「あかぬけた方法ベスト3」を聞いた。(modelpress編集部)
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