Mrs. GREEN APPLE、初の韓国舞台挨拶 チケット販売開始1分で完売「来年2月にライブでお邪魔します」【The White Lounge】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】ミセス大森の匂わせ投稿
◆Mrs. GREEN APPLE、韓国での舞台挨拶に登壇
2023年12月から2024年3月まで行われたこのライブツアーは、「ケセラセラ」「ダンスホール」といったヒットナンバーのほか、全演奏曲がアレンジし直され、9つの物語とともに展開される、ミセス初の音楽劇。それを映画化した本作は、2024年9月13日から日本で公開し、全国106館にて初日を迎え、全国週末興行収入ランキング(9月13日~15日興行通信社)で興行収入第1位を獲得。その後、本作の勢いは止まることを知らず、興行収入18.9億円、動員数54万人を突破している。この日本国内でのヒットを受け、韓国でも12月11日より劇場公開が始まった。この韓国での公開を記念し、メンバーの大森元貴(Vo./Gt.)、若井滉斗(Gt.)、藤澤涼架(Key.)が登壇し、現地のファンとの交流を果たした。
GV(=Guest Visit/トークイベント)と14日の舞台挨拶は販売開始1分で完売。また、来年2025年2月15日、16日に「MGA LIVE in SEOUL, KOREA 2025」としてTIGER DOMEにて開催される韓国初の単独公演も、2日間の合計約12,000枚のチケットが販売開始から5分で完売し、韓国での期待感を証明している。本日のGVでは現地のファンに向け、3人が本作の舞台裏や現在の想いを語った。
◆Mrs. GREEN APPLE、韓国語で挨拶
韓国のファンの中でも人気の楽曲「ダンスホール」の音楽と共に、CGV龍山アイパークモールのスクリーンに登場した3人。大森は「こんにちは!昨日も今日も明日も大森元貴です。会えてうれしいです」と韓国語で嬉しさを語りつつ挨拶。若井は「今回劇場に遊びに来てくれて有難うございます。今日は僕たちと一緒に楽しんでください」、藤澤も「今日は来てくれて本当に有難うございます」と続き、3人とも韓国語で挨拶を披露してGVがスタートした。
始まったクロストークではMCのユン・ジヒャンから韓国訪問の感想を聞かれ、大森が「寒いね!」とひとこと発し、会場が笑いに包まれた。続いて若井が韓国語で「本当に寒いよね。日本より寒いです。僕はとても寒がりなんです。でもご飯もおいしいし、韓国の皆さんもとても暖かくて、僕の心も温かくなりました」と語り、韓国との親密な距離感をアピールした。
◆大森元貴「孤独について歌っていたりもする」
韓国公開の感想について大森は「本当にありがたいですね。日本で行ったツアーがまず日本で映画化されて、そして韓国のこの地で公開されるというのは凄く光栄です」と述べ、本作を制作したきっかけについて「我々の曲は凄くポップで明るい作品に思われることが多いのですが、歌っていることは実は凄く孤独について歌っていたりもするので、それをまた違った形でエンターテインメントに落とし込むにはと考えた時に、こういった音楽劇をお届けするのが面白いのかなと思って制作しました」と説明。さらに、ライブ公演を映画に再構築する際のポイントについて「表情とかが映画だと細かいところまで見えるので、そういう繊細な部分に気を遣いました」と述べた。
「ホワイトラウンジ」の世界観の設定やライブ時に設けたドレスコードについて大森は「やはりドレスコードがあると没入感が出て、イマーシブな体験ができますし、白は何も染まっていない無地だと思うので、観る人によって感じ方が変わるようにしたいなと考えました」と語り、裏話を披露して観客を魅了した。出演して特に印象に残ったシーンについて若井と藤澤は「映画の中で演技をするパートがあるんですけど、僕たちは演技が初めてだったので大変でしたが、楽しめました」と話した。これを受けて大森は「若井はひどい男を演じていましたね。人たらしでした」と笑いを誘い、藤澤は「僕も『劇場!』と演技するところが、普段の自分と違う感じがして楽しかったです」と述べた。楽曲制作について問われた大森は「子供の頃も大人になっても寂しさを感じる瞬間は変わらない。同じ感覚からインスピレーションを得ていると思う」と心の内を明かした。
◆Mrs. GREEN APPLEはどんな存在?
今後の韓国での活動について「来年2月にライブでお邪魔しますね」と「MGA LIVE in SEOUL, KOREA 2025」を開催することに触れると、観客から大きな歓声が上がり、大森は「チンチャ?(本当?)」と返し、観客全員が「はい!」と応じた。韓国料理についてのトークでは、若井が「冷麺が食べてみたいです。昨日はサンナクチ(生ダコの踊り食い)と、辛いラーメンを食べました」と語り、藤澤は「タッカンマリも食べたいなと思い、楽しみにしています!」と楽しみを述べた。
観客からの質問「Mrs. GREEN APPLEとはどんな存在?」に対し、若井は「愛で家族以上の存在」、藤澤は「お家のような存在」、大森は「地元のような、実家みたいな感じ」と答え、それぞれの絆を語った。「新年に韓国のファンに聴いてもらいたい曲は?」という質問に対し、若井は「StaRt」を挙げ、大森は「デビュー曲だね」と補足し、藤澤は「始まりの曲なので、一年の初めにぜひ聴いてほしい」とコメント。「憂鬱な感情を克服する方法」に関して大森は「ファンがいることが嬉しいので、一人ではないと感じて乗り越えられる」と述べ、若井は「お風呂に入ること」とリラックス法を紹介。「希望を与える楽曲」について藤澤は「『ビターバカンス』という最新曲で、肩の力を抜いていいということを歌ってることがほっとするなと感じます」、若井は「『ケセラセラ』です。聞いたら心から力がでます」、大森は「『ダンスホール』がやはり気持ちが上がります。前向きなだけの歌詞じゃないので奮い立たせられます」を挙げ、それぞれの理由を語った。
◆Mrs. GREEN APPLE、韓国の観客へ「サランヘヨ」
続いて「韓国で行ってみたいところは?」という質問に対し、若井は「ハンガンに行ってみたいです。夜景を見に行きたいです」、大森は「凄く寒いからこそ、雪景色をみたいです」、藤澤は「素敵な街がいっぱいなので、街をゆっくり回ってみたいです」と回答。次に「好きな韓国語や自信がある韓国語はありますか?」という質問に対し、「りょうちゃんが言った『ファジャンシレ ポゴシッポヨ(トイレが見たいです)』という言葉ですかね。『ファジャンシレ カゴシポヨ(トイレに行きたいです)』なのに『トイレが見たいです』とずっとりょうちゃんが繰り返していました」と若井。その後、「トイレがいきたいです」の韓国語を改めて学んだ藤澤。会場は笑顔に包まれた。大森が『キデヘチュセヨ(楽しんでください)』という言葉を挙げ、「ずっと昨日から使っていました。とっても響きが好きです」と語った。その後、MC・ユンから「観客が聞きたい韓国語があると思いますが?」と振られると、若井が「サランヘヨー(愛している)」と答え、歓声が上がった。
そして「今までに見られなかった新しい感じのコンサートでしたが、本作は楽曲の順番を先に決めたのか、コンサートの構想を先に決めたのかどちらですか?」という質問に対し、「コンセプトを先に決めて、それに沿うように曲とストーリーを組み立てていきました」と大森が答えた。最後は観客へのメッセージ。藤澤が「今日はありがとうございます。韓国の方にたくさん楽しんでいただけたらと思います。今日は楽しかったです」と話し、イベント通してすべて韓国語で話した若井は「今日は楽しい時間をありがとうございます。The White Loungeを楽しんでいただけたら幸いです。2月にまた会いましょう」と、観客とライブでの再会の約束を交わした。大森は「こうして韓国に初めてMrs. GREEN APPLEとして来られてとてもとても嬉しかったです。有難うございました。次は2月に遊びに来るので、ぜひ楽しみにしていてください!」と、韓国でのGVへの感謝を込めて、しっかり想いを伝えた。
最後にフォトセッションで手でハートポーズを作り、観客と一緒に撮影。異例中の異例の音楽劇となったライブツアー、その映画のヒット、そして海を飛びこえての韓国での上映。『Mrs. GREEN APPLE // The White Lounge in CINEMA』GVは、終始笑顔の絶えないミセスの魅力が改めて伝わったイベントとなった。(modelpress編集部)
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