受験に失敗した息子。母が「思わず口走った言葉」で、暴れて不登校気味に。子どもを荒れさせたのは、母の発言か?非協力的な父か? | NewsCafe

受験に失敗した息子。母が「思わず口走った言葉」で、暴れて不登校気味に。子どもを荒れさせたのは、母の発言か?非協力的な父か?

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受験に失敗した息子。母が「思わず口走った言葉」で、暴れて不登校気味に。子どもを荒れさせたのは、母の発言か?非協力的な父か?
受験に失敗した息子。母が「思わず口走った言葉」で、暴れて不登校気味に。子どもを荒れさせたのは、母の発言か?非協力的な父か? 全 1 枚 拡大写真
  

子どもが大きくなると、息子・娘の反抗期に頭を悩まされる方も多いことでしょう。とくに男の子が大きくなると、体力があることから「家庭内暴力」に発展するケースも……。そんな時、「非協力的な夫」に対して、イライラするという女性も少なくないようです。

本記事では、反抗期を迎える息子への対処や、非協力的な夫にイライラやモヤモヤを感じている女性(50代)のエピソードを紹介します。

子ども達の将来を心配して、たくさんの習い事をさせることに

三重県在住の芳子さん(仮名・51歳/パート勤務)は、夫(57歳/会社員)、息子(15歳)、娘(12歳)の4人家族。芳子さんの悩みは、反抗期を迎える中学三年生の息子・健司さん(仮名)のこと。

健司さんは小さい頃から、さんすう教室、水泳、武道、習字、英会話など、さまざまな習い事を芳子さんの希望でさせてきました。息子にさまざまな習い事をさせていたのは、自分自身にこれといった特技や学歴がなく、仕事をしたくても「スーパーのパート」しかできないと自身が感じていたことが原因だったそうです。そのような理由から、自分の息子や娘に小さいうちからさまざまな習い事をさせてきました。

さらに芳子さんの考えで「中学受験」をすることに。中学受験の前には、武道や水泳などの習い事をやめさせて、受験用の塾に通わせることにしたそうです。

健司さん自身は「武道を続けたい」と話していたそうですが、芳子さんはこの時「受験の方が大事」と感じていたため、時間やお金を考慮して辞めさせるしかないと判断していたそうです。

しかし、残念ながら受験に失敗。この出来事がきっかけで、健司さんは大きく自信を失ってしまいます。がっくりと落ち込む息子に対し、芳子さんは思わず「あんなにお金をかけたのに……」と口にしてしまいました。

その言葉を聞いた健司さんは落胆し、青ざめていたのだとか。息子の反応を見るなり「しまった」と後悔したものの、すでにあとの祭りだったそうです。

その後、地元の公立中学校に入り、不良少年たちとつるむようになってしまいます。その影響もあって、健司さんの生活は荒れ始めます。

中学に入ってから、家に戻らなくなった息子に不安の日々

息子の健司さんは中学に入ってから毎日帰宅時間がかなり遅くなりました。家に戻ってくるのは、たいてい夜の8~9時頃。食事も家族で一緒に食べようとはせず、いつも自分の部屋にこもって食べる始末。芳子さんも最初のころは毎日のように、帰宅した健司さんに「どこに行っていたの?」と話しかけていましたが、いつも鬱陶しい顔で睨まれるため、次第に芳子さんは何も言わなくなったそうです。

いつのまにか芳子さんは用意した食事をダイニングテーブルではなく、健司さんの部屋のドア前に置いておく習慣がついてしまっていました。

家にいることを避けるようになった健司さんの様子に、芳子さんは頭を悩ませていたようです。
芳子さんは夫に「健司の様子がおかしい」「最近、悪い友達とつるんでいて、勉強も身に入らないみたい」と相談しました。しかし、夫は面倒くさそうな表情をしながら、「ああ、そうなのか」「今は、そういう時期じゃないのか」と言うだけで、結局何もしようとしてくれなかったそうです。

何もしてくれない夫にイライラ

そんな夫に対して「息子のことが、心配じゃないの?心配するのが、親じゃないの?」と、芳子さんはいつも涙を浮かべながら尋問していたのだとか。

しかし、「また今度、何とかするよ」と鬱陶しそうに言って、夫は席を立つのだそう。もちろん何日経っても、なにもしようとはしてくれませんでした。

そんな夫の態度に対し、芳子さんは心のモヤモヤを感じていたそうです。

やがて健司さんは中学3年生になった頃、不登校の日が徐々に増えてしまいます。

「どうして、学校を休むの?」と理由を尋ねても、健司さんは何も語りません。芳子さんの不安はますます募るばかりです。

ずる休みをするようになった息子に、激しく詰め寄ると…

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ある日のこと。「今日は、喉の調子が悪いから学校休む」と言う健司さん。芳子さんは「本当は喉なんて痛くないし、ずる休みじゃないの?」と詰め寄りました。芳子さん曰く、本人は体調不良を訴えているものの顔色は決して悪くないため、「これは仮病をつかっている」と感じたのだそうです。

すると健司さんは、「違う。本当に喉も痛いし、体がしんどいから学校に行きたくないんだよ!」といって、部屋中のモノを投げて暴れだしました。

どんなに止めようとしても、中学3年生で体も大きく、過去には「武道」も経験していた健司さんの体力はなかなかのもので、芳子さんはどうすることもできなかったそうです。

このモノを投げて暴れだした一件もあり、芳子さんは健司さんの中学校を訪問。先生に「なぜ、息子はずる休みが増えているのか?」と相談することにしました。

先生によると、どうやら健司さんは同級生との関係が上手くいかなくなり、次第に学校へ行くのを嫌がり、不登校の日が増えたのではないかと感じている様子でした。

ただ、不登校も月に2~3回のことなので、先生はまだ様子を見ているのだとか。

つづき▶【後編】では、見守るだけの学校へも、一緒に対処法を考えてもくれない夫へも、芳子さんの怒りが爆発! 「よかれと思って」ばかりで暴走する芳子さん。息子の健司さんの不登校、夫婦仲はどうなる?__▶▶▶▶▶


《OTONA SALONE》

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