高畑充希、家族・猫との時間語る 2024年は「ささやかなことをすごく感じられた年」【ウェイトレス】
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◆高畑充希、2024年振り返る
本作は、アメリカ映画「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」(2007年)をベースに製作されたブロードウェイミュージカル。日本では2021年に初演を迎え、コロナ禍の影響の中でも満席の盛況となった。劇中では、アメリカ南部の田舎町を舞台に、とびきりのパイを売ると評判のダイナーで働くウェイトレスの主人公・ジェナ(高畑)と、その周囲の個性豊かな人々が織りなすドラマを描く。この日は共演する森崎ウィン、ソニン、LiLiCoも出席していた。
質疑応答で、地方公演の楽しみを問われた高畑は「圧倒的にご飯です(笑)。前回、ホテルから一歩も出られなかったんですよね。『なんで私は福岡にいるのに、大阪にいるのに、名古屋にいるのに、お弁当を食べているんだろう』って、すごくへこんだ記憶があるので。今回は、もちろん地方の方々の前でパフォーマンスできるのが楽しみは大前提なんですけど、美味しいものを食べて、つやつやした肌でみんなでパフォーマンスができることが一番楽しみです」とコロナ禍の経験を踏まえて返答した。
また、2024年をパイに喩えて振り返るよう求められると「すっかすかパイでした(笑)」としたうえで「来年で(デビュー)20周年なんですけど、ここまでで一番お休みを取っていた年だったかなと思って。逆に家族との時間とか、猫が来たり(笑)。普段、仕事だとずっとアドレナリン全開で、大好きで夢中でやっているんですけど、普段は感じられない、ささやかなことをすごく感じられた年だったなと思うけど、すっかすかパイ(笑)」と振り返っていた。
◆高畑充希、作品の魅力をアピール
最後に改めてマイクを握った高畑は「たぶん、ポスターとかこういうビジュアルイメージだと、すごくポップで明るいガールズミュージカルみたいに見えるかと思うんですが、実際の内容は、それこそ家庭内暴力とか、望まない妊娠であったり、女性がどう生きていくかっていう話だったり、介護の問題だったり。社会問題がすごく盛り込まれている話って説明すると、見たくなくなっちゃうかな(笑)。それをパイみたいに、本当は目を背けたいような出来事、でも皆のいつも隣にあるような出来事を混ぜ込んで、甘ーく焼き上げたような作品で」と本作の魅力をアピール。
「お子様は『ぽかーん』になるシーンがけっこう多いと思うので」としつつ「ある程度年齢を重ねた人たちにはぐさぐさ響くような作品になっていますし、私も初演の作品に関わることって、あんまりなくて。初演をやらせてもらって再演も参加するって初めての経験なので。それぐらい私も、どうしてももう一回やりたい作品。だから本当に、何の先入観もなく、あらすじも読まなくていいぐらいで、ぜひ劇場に体験しに来てほしいなと思います」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
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