【大学受験】高3生78.8%「情報I」入試利用…Studyplus調査
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情報Iは2022年度から学習指導要領で必修化され、大学入試でも出題されるようになった。調査では、高校生の約6割が高校入学前からパソコンに触れる機会があり、小学生になる前から経験している人もいることがわかった。プログラミングを学校外で学んだことがある高校生は33.0%で、Z世代より上の世代が高校生だったころよりもプログラミングが身近になっていると考えられる。
情報Iの授業については、約68%の高校生が「難しい」と感じており、特に女子生徒にその傾向が顕著であることがわかった。授業内容には数学的な要素が含まれており、理系科目への苦手意識が影響している可能性がある。授業を担当する先生の理解度については、6割以上が「十分」と感じているが、3割の学生は「不十分」と回答しており、教え方に課題がある可能性も示唆された。
大学入試における情報Iの利用については、高校3年生の78.8%が「利用する」と回答。これは国公立大学志望者にとっては必須科目となっていることが背景にある。受験勉強の対策方法としては、学校の授業や教科書を利用する人が多く、参考書や問題集を購入している人は26.7%にとどまった。過去問が少ないことが受験対策の難しさとしてあがり、学生たちは負担の増加を感じている。
情報Iの授業が「将来に役立つ」と感じている高校生は約7割にのぼるが、授業を「楽しい」と感じている人は約4割にとどまった。授業が楽しいと感じる理由は、プログラミングやパソコンに触れる機会が多いことや、先生の教え方がわかりやすいこと。一方で、授業が楽しくない理由としては、先生の教え方や授業内容のつまらなさが指摘された。
調査結果からは、情報Iが受験科目として追加されたことに対する疑問や、先生の教え方にばらつきがあることなどが課題として浮かび上がった。また情報Iは受験科目として導入される初年度であるため、学生たちの間で不安や混乱が生じていることが明らかになった。今後、授業内容の改善や受験対策の情報が増えることで、より多くの学生が情報Iを楽しいと感じられるようになることが期待される。
《栄亜衣》
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