埼玉で初開催「高校生生物多様性フォーラム」12/27
子育て・教育
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環境科学国際センターは、生物多様性の重要性を社会全体で理解し、その恩恵を将来にわたって維持・発展させるための機運を高めることを目指している。今回のフォーラムでは、生物多様性に関する高校生の研究活動にスポットライトを当て、地域との相互連携を図ることを目的としている。特に、次世代を担う若者たちが生物多様性の保全に関心を持ち、積極的に取り組むことが期待されている。
フォーラム当日は、サクラソウ自生地として唯一の国指定特別天然記念物である「田島ケ原サクラソウ自生地」の保全活動を行っている埼玉大学の荒木祐二准教授が、希少種保護に関する基調講演を行う。講演のテーマは「絶滅のおそれのある野生植物をどう守るか?」で、田島ケ原サクラソウ自生地における保全事例を紹介する。
また、川越女子高校、熊谷西高校、越谷北高校、大宮高校、所沢北高校、松山高校の生徒たちが、生物多様性に関する活動をポスター形式で発表する。発表は、概要説明と討論・情報交換の2部構成で行われる。高校生たちは、自らの研究成果を共有し、他校の生徒や参加者との意見交換を通じて、さらなる知識の深化を図る。
フォーラムは、埼玉県加須市にある環境科学国際センターの研修室で開催される。参加希望者は、環境科学国際センターのWebサイトから必要事項を入力し、申し込む。締切は2024年12月26日で、応募者多数の場合は人数を制限する可能性がある。問い合わせは、環境科学国際センター研究企画室または生物多様性保全担当まで。
◆高校生生物多様性フォーラム
日時:2024年12月27日(金)13:30~16:20
会場:環境科学国際センター(加須市上種足914)研修室
対象:高校生、教育関係者、一般参加者
募集人数:制限なし(応募者多数の場合は制限あり)
締切:2024年12月26日
参加費:無料
申込方法:Webサイトから事前申込
《佐藤愛》