【高校受験2025】愛知県公立高、希望倍率(第2回12/5時点)松蔭3.60倍
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2024年度第2回「中学校等卒業見込者の進路希望状況調査」は、2025年3月中学校等卒業見込者について、12月5日時点の進路希望状況を調べたもの。対象は、愛知県内の国公私立中学校436校(本校432校、分校4校)の3年生全員、計6万9,183人。
中学校等卒業見込者総数は前年度比554人減の6万9,183人。このうち、高校、特別支援学校高等部、高等専門学校への進学希望者総数は、前年度比492人減の6万5,901人、進学希望率は前年度比0.1ポイント増の95.3%であった。
全日制(全日制課程+高等専門学校)への進学希望率は、前年度比0.4ポイント減の88.1%と過去最低値となった。公立・私立別にみると、県内公立(全日制課程)は前年度比1.6ポイント減の62.4%、県内私立(全日制課程)は前年度比1.0ポイント増の22.8%で、公立から私立高校へのシフトが目立つ。また、通信制課程の進学希望者が前年度比0.5ポイント増の4.3%と過去最高を更新しており、全日制課程の進学希望率低下の一因とみられる。
県内の全日制公立高校への希望倍率は1.90倍(第1希望者数・第2希望者数の合計7万8,053人÷2025年度募集人員4万1,080人)で、前年度より0.04ポイント減少。学科別でみると、普通科2.05倍(前年度希望倍率2.06倍)、専門学科1.54倍(同1.64倍) 、総合学科1.79倍(同1.82倍)となった。
12月5日時点で、全日制高校の進学希望倍率がもっとも高いのは、市立工芸(デザイン)3.70倍。普通科では松蔭3.60倍、瑞陵3.59倍、熱田3.55倍、天白3.31倍、市立菊里3.21倍などの希望倍率が高い。また、専門学科・総合学科では旭丘(美術)3.10倍、市立工芸(情報)3.05倍も希望倍率3倍を超えている。
2025年度愛知県公立高校入学者選抜の日程は、推薦選抜と特色選抜が2025年1月27日から2月3日まで出願を受け付け、2月6日(7日に実施する場合あり)に面接や入学検査などを実施。2月10日に合格発表を行う。一般選抜は2月7日から2月17日に出願、2月18日に志願変更を受付。学力検査は2月26日、面接や特別検査(実施校のみ)はAグループが2月27日、Bグループが2月28日。合格発表は3月11日に行われる。
《川端珠紀》
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