生田絵梨花、先輩女優に掛けられた言葉“7年越し”実現で感慨「運命的なタイミングだった」【レ・ミゼラブル】
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【写真】生田絵梨花、美デコルテ際立つドレス姿
◆生田絵梨花、公演初日迎えた心境語る
原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが自身の体験を基に、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に当時の社会情勢や民衆の生活を克明に描いた大河小説。ミュージカルでは、原作の持つ「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったエッセンスを余すことなく注ぎ込んでいる。
今回、ファンテーヌ役を昆、木下とトリプルキャストで臨む生田は、本初日を迎える心境を漢字1文字で表現するようお願いされると「“巡”という漢字ですね。私は『レ・ミゼラブル』にコゼット、エポニーヌとして出させていただいて、今回ファンテーヌで新しい挑戦をさせていただきます。同じ作品にファンテーヌとして巡り巡ってまた携わることができるというのは幸せだなと。それは稽古のときも感じていましたし、幕が開いてからも思うことで、緊張はするんですけど、その幸せをここからも噛み締めながら、ステージに立っていけたらいいなと思っております」としみじみと語った。
また、帝国劇場のクロージング公演となることについて、生田は「私は初めて帝国劇場に立たせていただいたのが、『レ・ミゼラブル』のコゼットのときでした。7年前なんですけど、そのときのこの囲み取材がとても大きな思い出で、当時ファンテーヌを演じられていた知念里奈さんが、まさにこの場所で当時コゼットだった私に向かって『いつかファンテーヌをやってほしい』という言葉をくださって、私もそのとき『頑張ります』って言って、“いつか”って思っていたので、今この瞬間にここにファンテーヌとして立てているのが感慨深い気持ちになります」と目を輝かせ、「帝国劇場がなくなってしまったら、もうこの場所にも立てないので、今回は本当に運命的なタイミングだったなと思うので、クロージング公演はファンテーヌとしてしっかり戦って生き抜きたいなと思っております」と力強く語った。
◆木下晴香、公演期間中楽しみにしていることとは
さらに、2025年6月まで公演が続くが、楽しみにしていることを聞かれると、木下は「個人的にこんなにロングランが初めてなので、回数を重ねていってどういう風に作品と役が育っていくのか楽しみですし、ファンテーヌは3人ともよく食べるので(笑)、食の楽しみもあるなって思っています」と声を弾ませ、これに生田は「いっぱい食べられるね」とにっこり。同じ質問に、生田は「各地のお客様の色だったり、空気感はそれぞれ違うと思うので、そこも一期一会、大事に感じつつ、やっぱり私も各地のグルメはとても楽しみにしております。前回がコロナ禍で本当に出歩けなかったので、今回は満を持して食べたいなと思います」と期待に胸を躍らせた。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」は、12月の帝劇クロージング公演を皮切りに、2025年3月には大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月には福岡・博多座、5月には長野・まつもと市民芸術館、5・6月には北海道・札幌文化芸術劇場hitaru、6月には群馬・高崎芸術劇場にて、日本全国6大都市ツアー公演が日本を駆け巡る。(modelpress編集部)
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