流行語大賞、8割以上が「ふてほど」受賞に納得できず | NewsCafe

流行語大賞、8割以上が「ふてほど」受賞に納得できず

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2024年度流行語大賞のTOP10に対する納得感
2024年度流行語大賞のTOP10に対する納得感 全 4 枚 拡大写真
 RECCOOが運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」は、最新のZ世代調査として「流行語大賞」をテーマにした調査レポートを発表した。今回の調査では、大学生400人を対象に、2024年度の流行語大賞に対する意識を調査し、納得感のある言葉や共感された言葉について分析した。

 この調査の背景には、流行語大賞が毎年発表される中で、若者たちがどのようにこれらの言葉を受け止めているのかを明らかにする目的がある。特にZ世代と呼ばれる若者たちは、SNSやインターネットを通じて情報を得ることが多く、流行語に対する感覚も独自のものがあると考えられる。調査は2024年11月28日に実施され、サークルアップに登録する大学1年から4年の学生400人が回答した。

 調査の結果、「今年の流行語大賞に納得感があるか」という質問に対して、もっとも納得感を得られた言葉は「Bling-Bang-Bang-Born」であった。69%の学生が「かなり納得できる」または「まあ納得できる」と回答した。一方、もっとも納得感を得られなかった言葉は「名言が残せなかった」で、これはパリオリンピック陸上競技女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花の言葉である。

 さらに、ノミネートされた30個の言葉を対象に「確かに流行していたと思ったワード」について質問したところ、「Bereal」がもっとも共感を得た。続いて「Bling-Bang-Bang-Born」「猫ミーム」が多くの共感を集めた。これらの言葉は、日常的にSNSやインターネットで目にする機会が多いことが共感の要因と考えられる。

 一方で、「流行していなかったと思ったワード」についての質問では、「被団協」「侍タイムスリッパー」「やばい、俺かっこよすぎる」が共感を得られなかった言葉として挙げられた。これらの言葉は、大学生の日常生活やSNSでの使用頻度が低いことが影響していると考えられる。

 RECCOOは、サークルアップを活用して現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する「Z世代のリアルなホンネ調査記事」を配信している。今回の調査結果の一部も、問い合わせを受けた企業にローデータを提供している。調査結果は、Z世代の若者たちがどのように流行語を捉えているのかを理解するための貴重なデータとなっている。

 Z世代の動向を把握するための調査は、今後も続けられる予定であり、企業や教育関係者にとっても有益な情報源となるだろう。

《栄亜衣》

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