40代ともなれば、年齢相応の経験と貫禄を備えていたいもの。しかし発する言葉ひとつで、周囲から「あの人は、年齢にそぐわず薄っぺらいなぁ…」などと不名誉な印象を抱かれることもあるから、人間関係って難しいですよね。
「薄っぺらい」と言われてしまう40代ほどやりがちなNGなコミュニケーションを、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきがお話します。
薄っぺらい認定されやすいNG1:根拠のない励ましが多い
たとえば、誰かから仕事上の数字が伸びないという内容で相談をされたときに「大丈夫だよ〜!達成できるよ」となんの根拠もないのにノリだけで励ますのは、薄っぺらい認定をされやすいコミュニケーションのひとつ。
相談をしてきた本人は40代女性ならではの経験や知見、知識を頼って悩みを打ち明けているだけに、何の根拠もない励ましが繰り返されると、相談した相手を間違えた気にもなりがちです。
「あなたなら大丈夫」や「絶対にできるって!」などのポジティブな励まし言葉は、相談内容が抽象的だったときには有効でも、相手が具体的な悩みを打ち明けているときほど薄っぺらさを感じさせるフレーズにもなりかねません。
「あの人に相談をしても、何の解決にもならないし時間のムダ」と判断をされてしまえば、人間関係にも悪い影響を与えるだけでなく、部下や後輩が落胆する引き金にも……。
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