【中学受験2025】埼玉県私立中の応募状況(1/6時点)前年度比1万6,000人増
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埼玉県の2025年度私立中学校入試は1月10日が解禁日。首都圏でもっとも早いスタートとなることから県外からの受験も多く、年々増加傾向にある。1月6日時点の埼玉県私立中学校・中等教育学校入試応募状況(中間)をみると、31校の募集人員3,704人に対し、応募者数が7万6,599人。募集人員(内部進学は除く)は前年度より4人減ったが、応募者数は1万6,082人増と2年連続で1万人超の大幅増となった。
学校ごとの応募状況をみると、1月6日現在の外部出願者数がもっとも多いのは2024年4月に開校した開智所沢で1万5,175人。外部募集人員300人に対する出願倍率は50.58倍。1月11日実施の特待Aや算数特待などでは前年度最終外部出願者数の2倍以上の出願が集まっている。
また、開智は外部募集人員280人に対し、1万4,100人が出願し、出願倍率は50.36倍。栄東は外部募集人員215人に対し、1万2,757人が出願し、出願倍率は59.33倍。
このほか、大宮開成は外部募集人員150人に対し、3,763人が出願し、出願倍率は25.09倍。立教新座は外部募集人員140人に対し、1,357人が出願し、出願倍率は9.69倍。
浦和明の星女子は第1回が外部募集人員120人に対し、1,895人が出願し、出願倍率は15.79倍。淑徳与野は外部募集人員160人に対し、2,755人が出願し、出願倍率は17.22倍。なお、淑徳与野(第2回)や開智(日本橋併願)など、一部の試験回は受付前となっているため出願倍率(出願者数÷外部募集人員)は今後も高くなる見通し。
埼玉県私立中学校・中等教育学校入試応募状況(中間)は、中間時点で取りまとめた情報を受験生や保護者に提供することで、利便性の向上を図ることを目的としている。学校ごとの応募状況等の一覧には、各校の試験回ごとに外部出願者数を掲載しているほか、願書受付期間や、前年度の最終外部出願者数などをまとめている。
《川端珠紀》
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