就職に役立つ資格ランキング…5年連続1位の資格は?
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調査は、2024年10月21日から11月20日の期間、サイトユーザー612人を対象にWebサイトを通じて実施。就職活動における資格の有用性や企業からの評価を総合的に分析した。ランキングでは、デジタル化が進む試験環境を背景に、受験しやすくなった資格への関心の高まりや、幅広い業界で活用できる実践的なビジネススキルを証明する資格が高く評価される傾向が明らかになった。
ランキングは、1位「日商簿記検定」、2位「宅地建物取引士(宅建士)」、3位「ファイナンシャル・プランニング技能検定/ファイナンシャル・プランナー(AFP/CFP)」という結果に。
1位の日商簿記検定は、2021年から5年連続で首位を獲得。CBT試験の導入により受験機会が増加し、取得しやすさが向上している。経理職以外でも評価が高く、ビジネス共通言語としての価値を評価する声が多くあがった。
2位の「宅地建物取引士(宅建士)」は前年から1ランクアップ。不動産業界での昇格要件としての需要が増加していることに加え、金融・保険業界でも評価が向上し、幅広い業界での活用が期待されている。
3位には「ファイナンシャル・プランニング技能検定/ファイナンシャル・プランナー(AFP/CFP)」がランクイン。3級FP技能検定のCBT化により受験者数が増加傾向にあり、金融知識のニーズ拡大を反映する結果となった。特に実務での活用度の高さが評価されている。
シー・ビー・ティ・ソリューションズは、調査の背景には、資格が就職や転職において重要な役割を果たしている現状があると指摘。特に、デジタル化が進む中で、試験の受験機会が増加し、取得しやすくなった資格、幅広い業界で活用できる実践的なビジネススキルを証明する資格が高く評価されている傾向がみられると分析している。
4位以降のランキングは、「日本の資格・検定」のWebサイトで確認できる。
《神林七巳》
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