【高校受験2025】栃木県進路希望調査（12/1時点）宇都宮中央2.16倍

　栃木県総合教育センターは2025年1月9日、2024年度（令和6年度）中学校等生徒の第2回進路希望調査結果を公表した。2024年12月1日現在の県立高校全日制課程の進学希望倍率は1.08倍。もっとも進路希望が高倍率となったのは、宇都宮中央（普通）2.16倍。

　第2回進路希望調査は、栃木県内の国・県・市町・私立中学校、市町立義務教育学校（後期課程）、私立中等教育学校（前期課程）、国・県立特別支援学校中学部の3年生（2025年3月卒業予定者）を対象に2024年12月1日現在の結果をまとめたもの。調査対象校は計179校。前回の第1回調査は10月1日現在。

　卒業予定者数は、前年同期比214人減の1万7,024人。高等学校等への進学希望者は1万6,796人。卒業予定者全体に占める割合（進学希望率）は98.7％となり、前回調査から0.8ポイント、前年同期より0.1ポイントそれぞれ上昇した。このうち県内への進学希望者は、1万5,106人で進学希望者全体の89.9％を占める。前回調査から1.1ポイント、前年同期より0.2ポイントそれぞれ低下した。

　県内県立高校全日制課程への進学希望状況をみると、募集定員1万795人に対する進学希望者は1万1,686人。進学希望倍率は1.08倍で、前回調査から0.06ポイント低下し、前年同期より0.01ポイント上昇。

　今回調査で希望倍率が2倍以上となった学校・学科（系・科）は、宇都宮中央（普通）2.16倍のみ。前回調査で2倍を超えていた、宇都宮白楊（食品科学）2.23倍は、今回調査では1.25倍まで下がっている。

　このほかおもな学校の希望倍率は、宇都宮（普通）1.33倍、宇都宮東（普通）0.95倍（附属中からの内部進学予定者を除く）、宇都宮南（普通）1.56倍、宇都宮北（普通）1.60倍、鹿沼（普通）1.17倍、石橋（普通）1.49倍、佐野東（普通）1.21倍、足利（普通）1.30倍など。定員に満たなかった学校・学科（系・科）は34校・59科で、前年同期より1校減少した。

　2025年度栃木県立高校入学者選抜は、全日制課程の特色選抜の願書を1月30日・31日に受付、面接などを2月6日・7日に実施、合格者内定は2月13日。一般選抜は2月19日・20日に願書を、2月25日・26日に出願変更を受け付け、3月6日に学力検査を実施、3月12日に合格者発表を行う。