駿台、全国で受験生にエール…応援広告を展開

　学校法人駿河台学園（以下、駿台）は2025年1月15日、全国の受験生を応援するための交通広告を制作し、全国主要エリアの電車内や駅に掲出することを発表した。この広告は、受験生を支える人々の思いを形にし、未来を目指して努力する受験生たちにエールを届けることを目的としている。

　駿台の交通広告には、全国の駿台講師や職員から寄せられた多くの応援メッセージが「寄せ書き」としてデザインされている。背景には、春の空に文字を書いたような明るく爽やかなデザインが採用され、受験生の心に寄り添い、前向きな気持ちを届けることを意図している。

　広告は、全国6地区の電車内や駅に掲出される。地区ごとに異なるデザインと地域性を反映したメッセージが楽しめる内容となっており、広告を見る人々が地域の受験生とその応援者たちとの一体感を感じられるよう工夫されている。また、2024年12月から実施した「駿台つながるキャラバン」をモチーフにした車体のイラストも掲載され、応援メッセージを運び届けるようすが表現されている。

　掲出期間は2025年1月上旬から2月下旬までで、各地区や路線によって掲出期間は異なる。掲出個所は、北海道エリアのJR札幌駅、東北エリアの仙台市営地下鉄の一部路線、首都圏エリアのJR山手線や東京メトロなどの主要路線、東海エリアのJR名古屋駅、関西エリアのJR京都駅や阪急大阪梅田駅、JR三ノ宮駅など、九州エリアの福岡市営地下鉄などが含まれる。

　駿台予備学校では、受験生が夢に向かって全力で挑戦する姿を応援するとともに、その努力を支える家族や友人、先生方の思いを大切にしてきた。この企画は、受験生の背中を押すだけでなく、多くの人々が一緒に応援する気持ちを形にすることで、温かいつながりを生み出すことを目指している。通勤や通学途中にふと目にしたメッセージが、受験生やその家族の心を少しでも温かくし、希望を感じてもらえることを願っている。

　駿台は、1918年に創立され、進学指導教育や実務専門教育、高校・大学サポート事業、出版事業、IT教育事業などを展開している。