現在公開中の映画『366日』で主演を務めている赤楚衛二。今後は1月25日から放送開始の主演ドラマ『相続探偵』（日本テレビ系）も控えており、人気俳優として引っ張りだこの印象だ。そこで本記事では、赤楚のこれまでの活躍を振り返りながら、その役者としての魅力を深堀りしたい。
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SNSを中心に話題を集め、国内外で“チェリまほ”旋風を巻き起こした2020年放送のドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』（テレビ東京系）でブレイクを果たした赤楚。その後、2022年度のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』に出演すると、ヒロインの幼なじみであり、夫となる梅津貴司役を好演した。さらに、近年ではドラマ『こっち向いてよ向井くん』（2023年／日本テレビ系）や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』（2024年／フジテレビ系）などで主演を務めており、今もっとも注目される俳優の1人と呼べる活躍を見せている。
そんな赤楚は、現在公開中の、HYの名曲「366日」をモチーフにした純愛ラブストーリー映画『366日』では主演を務めており、映画を観たSNSユーザーからは、「ほんとにめちゃくちゃ良かった…泣いた…」「観客席が皆大号泣して終了後に立ち上がれない人達続出だった」といった感動の声があがっている。今作でヒロインを演じる上白石萌歌とは、2023年のドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』（TBS系）でも共演しているが、赤楚はテレビ番組のインタビューにて、撮影中もデートのような雰囲気で過ごしていたといい、「いいところをいっぱいまず探して。好きってこういう感情なんだろうなとか（役と）リンクさせながらやってた」と語っている。そうした内面にも及ぶ丁寧な役作りが、作品の核となる2人の関係性により説得力を与え、観客の心を打ったのではないだろうか。
また、赤楚は今後、“クセ強”だが頭の切れる相続探偵・灰江七生が、個性豊かな仲間と共に相続にまつわる事件を解き明かす相続ミステリードラマ『相続探偵』の放送も控えている。主人公を演じる赤楚は公式コメントにて、「灰江の独特な動きや個性的な仕草がとても印象的で、彼ならではの個性やクセを表現できるよう心がけています」と役作りについて明かしていた。さらに、“監督やプロデューサーと意見を交わしながらキャラクターの持つ魅力を視聴者に届けられるように演じたい”とも語っており、これまで好青年的な役どころを演じることも多かった赤楚が、飄々とした切れ者の灰江をどのように演じるのか、新境地に期待が高まる。
続々と話題作で主演を務め、人気俳優の階段を駆け上がる赤楚。役に寄り添った丁寧な役作りがその活躍の土台となっているのではないだろうか。彼の新たな魅力が発揮されそうな新ドラマ『相続探偵』と共に、2025年もその飛躍から目が離せなそうだ。
