性加害告発の元アナYouTuber、フジ番組スタッフからキス強要・セクハラ明かす「著名な女性タレントと行為をしている写真を私に見せつけてきたり」
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【写真】“元男の子YouTuber”、性被害告発
◆元女子アナ青木歌音、性被害を告白
性分化疾患であることを公表し、自身を“元男の子YouTuber”としている青木は、1月14日にX(旧Twitter)にて「フジテレビの制作陣は悪い意味でイケイケな人が多い。私が別の局でアナウンサーやってた時に、フジの番組制作を掛け持ちしてるお偉いさんの車によく乗せられてたんだけど、キスや身体を触らせて満足して頂くまで降ろして貰えなかった。断るとキレられる。当時は精神おかしくなって毎回薬飲んでた」と告白。今回の動画では、告発した理由について「中居正広さんの件とか、中嶋(優一)Pの件でフジテレビはかなり状況が変わってきている」とし、「あの歪な業界の裏を周知させることによって、早く浄化させたかった」と説明した。
スカパー!の番組内の女子アナウンス部に所属していた青木は、フジテレビのバラエティ番組を手掛ける制作会社が作る番組に出演していた。そこで、フジテレビを頻繁に出入りしている同番組スタッフの中でも最も上の立場の人物にセクハラをされたという。
同スタッフについては、ネット上でトラブルへの関わりが噂されている同局の中嶋優一プロデューサーとの交流もあり、番組制作の現場では中嶋Pよりも立場が上だったそう。当時の番組制作について青木は「フジテレビの番組制作の界隈では女性に対して(セクハラを)やっちゃう。もうそれが普通だったんですよ」と告白。プライベートで呼び出されたり、他のスタッフの前でセクハラ発言を受けたりするようになったが、「1回その人に対してちょっと反抗的な態度取ったとき、私毎週その番組があったのに2、3週間くらい干されたんですよ。結局私が謝ったからまた出してもらえたんですけど、そういうこともあったからもう逆らえない」と断ることができない状況であったことを明かした。
◆青木歌音、重鎮スタッフが「女性タレントと行為をしている写真を」
キスを強要されたこともあるといい、「逆らえないからキスするじゃん。キスしてるときに体をいろいろと触られて、相手が満足したら解放してくれるみたいな感じがあったり」「そういうのが増えていくにつれてだんだん私の精神がおかしくなっていた」と回顧。さらに、同スタッフの車では「著名な女性タレントと行為をしている写真を私に見せつけてきたり、『俺はあのドンと唯一対等に話せるスタッフだからな』みたいな自分を大きく見せるような発言をちょいちょいされてて」と説明した。
行為がエスカレートしたのが番組の打ち切り直前であり、「唯一の救い」だったと話す青木。実名で告発をしない理由については、身の安全が保証できないこと、証拠不十分と言われたら資金面も含め対応できないことを挙げている。最後には「私ができることは、この歪なテレビ業界の裏を情報提供して、外圧を強めるっていう、その後押しができればいいなと。それで発言してます」と伝えた。
中居は1月9日に発表した声明文にて女性トラブルの存在を認めたうえで示談によって既に解決していると報告。その後騒動への関与が疑われていたフジテレビは17日に会見を実施し、調査委員会の設置などを明言していたが、この対応を受けてフジテレビに対するCM放映を差し止める企業が急増し、43社にものぼると報じられた。(modelpress編集部)
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