中高生が審判「LEARN with Porsche教育探究会議」2/16

　東京大学先端科学技術研究センター「個別最適な学び研究」寄付研究部門が運営する「LEARN」とポルシェジャパンは2025年2月16日、東京大学安田講堂にて「LEARN with Porsche 教育探究会議」を開催する。「今の教育、これでいいのか？～中高生たちが審判を下す！～」をテーマに、中高生が自らの体験をもとに教育の方向性を議論する。

　社会がパンデミックや国際紛争、生成AIの社会実装など大きな変化を迎える中、従来の教育が子供たちの力を弱めているのではないかという懸念がある。そこで、東京大学先端科学技術研究センターLEARNは、ポルシェジャパンと共に、目的や計画をあえて明示せず、何が起こるか、誰に出会うかわからない旅やアクティビティに中高生を誘う新しい教育プログラム「LEARN with Porsche」をスタートさせた。2021年に始まったこのプログラムは、コロナ禍で多くのイベントが中止される中で中高生が保護者を説得し、北海道に集合するところから始まった。これまでに約50名の中高生が参加している。

　今回の会議では、ポルシェジャパンのフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ社長や東京大学の津田敦理事・副学長、音楽プロデューサーの松任谷正隆氏、料理研究家の土井善晴氏など、多彩な登壇者が参加する。彼らと共に、中高生たちは自身の体験を振り返り、教育の方向性をディスカッションする予定だ。

　同イベントは、教育関係者や保護者をはじめ、あらゆる人々を対象にしており、参加費は無料。定員は500名程度で、定員に達し次第締切となる。参加希望者は、Webサイトから申込みが必要で、当日まで受け付けている。

　このような試みは、教育の現状を見直し、未来の教育のあり方を考えるきっかけとなることが期待されている。

◆LEARN with Porsche 教育探究会議
日時：2025年2月16日（日）15:00～17:00（14:30～受付開始）
会場：東京大学安田講堂（東京都文京区本郷7丁目3-3-1）
募集人数：500名程度
申込締切：当日まで（定員に達し次第締切）
参加費：無料
申込方法：Webサイトから申し込む