【高校受験2025】長崎県公立高、特別選抜・離島留学特別選抜志願状況…佐世保西2.6倍

　長崎県教育委員会は2025年1月21日、2025年度（令和7年度）長崎県公立高等学校入学者選抜における特別選抜・離島留学特別選抜志願状況について公表した。特別選抜全募集定員1,294名に対して志願者数は1,611名、志願倍率は1.24倍。学校学科別では佐世保西（普通）2.6倍がもっとも高かった。

　2025年度長崎県公立高等学校入学者選抜の特別選抜・離島留学特別選抜は、1月14日～20日午後3時まで願書を受け付けた。特別選抜は、全日制課程55校（113学科および2コース）で実施し、定員1,294名。願書締切後の特別選抜の志願者は1,611名で1.24倍だった。

　学校・学科別では、長崎西（普通・普通理系）計1.3倍、長崎北陽台（普通・文理探究）計1.6倍、長崎東（普通・国際）計0.8倍、島原（普通・文理探究）計0.9倍、諫早（普通）計2.3倍、大村（普通・文理探究・家政）計1.9倍、長崎南（普通）計1.1倍、佐世保西（普通）計2.6倍など。

　離島留学特別選抜は、対馬（国際文化交流）、壱岐（普通、東アジア歴史・中国語）、五島（普通、スポーツ）、五島南（普通、夢トライ）、奈留（普通）で実施。定員は壱岐、五島、五島南が20名程度、対馬40名、奈留は募集定員の範囲内10名程度。

　離島留学特別選抜の志願者は、対馬（国際文化交流）が12名、壱岐（普通、東アジア歴史・中国語）8名、五島（普通、スポーツ）17名、五島南（普通、夢トライ）17名、奈留（普通）5名の計59名。うち16名が県外から志願している。

　特別選抜・離島留学特別選抜は、1月28日に各高等学校で実施する。調査書などのほか、面接、プレゼンテーション（離島留学特別選抜は実技、作文・小論文・総合問題を含む）の中から各高校が選択して行う検査の結果を資料として選抜する。合格発表は1月31日。