【中学受験2025】難関校回避か…御三家倍率が確定
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男子御三家の出願状況をみると、開成は募集人員300人に対し、出願者数1,234人で出願倍率は前年度比0.1ポイント減の4.1倍。麻布は募集人員300人に対し、出願者数761人で出願倍率は前年度比0.3ポイント減の2.5倍。武蔵は募集人員160人に対し、出願者数が518人で出願倍率は前年度比0.2ポイント減の3.2倍。
女子御三家の出願状況は、桜蔭が募集人員235人に対し、出願者数542人で出願倍率は前年度比0.2ポイント減の2.3倍。女子学院は募集人員240人に対し、出願者数706人で出願倍率は前年度比0.1ポイント減の2.9倍。雙葉は募集人員100人に対し、出願者数389人で出願倍率は前年度比0.1ポイント減の3.9倍。いずれも前年度と比べ、出願倍率が低下傾向にあった。
一方、神奈川県の男子御三家は、願書締切前の1月23日午後6時時点で、栄光学園3.7倍、聖光学院は第1回3.7倍・第2回6.6倍、浅野6.1倍。女子御三家は、フェリス女学院が確定出願倍率2.3倍(前年度比0.1ポイント減)、横浜共立学園がA方式の確定出願倍率1.6倍(前年同率)・B方式が13.1倍(前年度比0.9ポイント減)、横浜雙葉は願書締切前で第1期2.1倍・第2期9.7倍となっている。
中学受験率が高まり、ボリュームゾーンと呼称される中堅校の志願者が増える一方、御三家と呼ばれる難関校の志願者は減少傾向にあるようだ。なお、願書締切前の学校については、各校のWebサイトのほか、サピックス小学部や日能研、首都圏模試センターなどで最新の出願倍率が確認できる。
《川端珠紀》
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