【フジ会見】第三者委員会設立の経緯報告「客観性と独立性が担保された調査が必要」

【モデルプレス＝2025/01/27】フジテレビは27日、東京・お台場の同局で記者会見を実施し、フジテレビの嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、新社長となる清水賢治氏、フジ・メディア・ホールディングスの金光修氏が出席。第三者委員会設立の経緯を説明した。

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◆フジ、第三者委員会設立の理由明かす

金光氏は「フジ・メディア・ホールディングスとフジテレビは、23日に臨時取締役会を開き、本件に関して第三者委員会の設置を決議いたしました」と第三者委員会の設立を改めて報告。「調査するにあたり、社内調査のような当事者によるヒアリングのみでは身内による甘い評価に陥る可能性があり、客観的な事実を把握することには限界がある」と理由を明かし、「事実関係を明らかにするために客観性と独立性が担保された調査が必要」と設立に至った経緯を説明した。なお、調査報告については3月末を目処にしているとし、「報告が提出され次第速やかに公表いたします」と伝えている。

また、記者から第三者委員会の竹内明弁護士について、嘉納氏とやり取りがあり第三者ではないのではないかとの指摘が。これに嘉納氏は「事務方から『竹内先生に』という話が出てからお会いした」と決定後に会ったと説明。金光氏は「過去の取引はありません」「社内調査と第三者委員会は、全く別のもの」と強調した。

フジテレビは、同社と中居が関与していたとされるトラブルをめぐって、17日に港浩一社長による緊急記者会見を実施したが、限られた媒体での実施かつ生配信等が行われなかったことからネット上で多数の指摘が相次いだ。今回実施される会見は、その“やり直し”となり、媒体の制限は行わず、オープンに実施。冒頭の役員挨拶は生中継され、その後の質疑応答は「TVer スペシャルライブ」、「FNN プライムオンライン」にて10分ディレイの配信も行われている。（modelpress編集部）

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