私立小学校向け新ランドセル「GRANSEL」始動

　ダイワホーサンは2025年1月28日、新ブランド「GRANSEL」を発表し、私立小学校向けのフルオーダーランドセルサービスを2025年春から本格的に展開する。50年以上にわたる指定カバン製造の実績を基に、学校の教育理念や特色を反映した完全オリジナルデザインのスクールバッグを提供する。

　「GRANSEL」は、私立小学校指定ランドセルの「フルオーダー製作・販売サービス」であり、教育現場の声に耳を傾け、一校一校のニーズに柔軟に対応する。デザインから導入後のサポートまで、一貫して学校の価値を高めることを目指している。ブランド名「GRANSEL」は、英語の「Grand（壮大な）」とランドセルの語源であるオランダ語「Ransel（ランセル）」を組み合わせたもので、日本のランドセル文化への敬意と、学校の伝統と未来をつなぐ願いが込められている。

　ダイワホーサンは、全国の国・公・私立学校の指定カバンづくりで築いてきた信頼と実績を土台に、教育現場や保護者のニーズに応えるため、徹底した品質管理と細部までのこだわりを実現する。「GRANSEL」は、単なるスクールバッグではなく、学校と児童、そして未来を結ぶ特別な架け橋となることを目指している。

　「GRANSEL」の特徴として、完全フルオーダー対応があげられる。校章やロゴの追加、教室ロッカーにスムーズに収納できるサイズ・形状の調整など、学校専用のカスタマイズが可能である。伝統や個性を尊重しながら、利便性とデザイン性を両立させた製品を製作し、保護者や教育現場のニーズに対応する。

　また、学校ごとのニーズや課題を的確に捉えた企画提案を得意とし、教育現場に必要な機能性を備えたランドセルを提案する。学校の伝統や個性を尊重しながら、学校全体の価値向上に貢献することを目指している。さらに、ランドセル選定時の負担を軽減するため、学校や保護者向けのサポート体制を充実させている。

　ダイワホーサンのランドセルは、日本国内の自社工場で全工程を一貫して行っており、厳しい品質管理を徹底している。日本のものづくり文化を受け継ぎ、高精度の技術と細やかな配慮が融合した製品は、学校や保護者から厚い信頼を得ている。

　「GRANSEL」は、熟練職人の丁寧な縫製技術と仕上げの技が融合して生まれる製品であり、CAD・CAMによる精密な裁断技術を活用し、素材の特性を最大限に生かした高い精度を実現している。素材の選定から完成品に至るまで、機械と人の技術が絶妙に調和したモノづくりが、学校や保護者、児童からの確かな信頼を築いている。

　ダイワホーサンは、各学校の伝統や教育方針を尊重しながら、フルオーダーメイドでランドセルを製作する。「GRANSEL」には、学校と児童を結ぶ特別な存在となることを願う思いが込められており、細部まで徹底してこだわり、ひとつひとつ丁寧に作り上げることで、学校の個性と価値を表現するランドセルを提供する。