Snow Man目黒蓮&M!LK佐野勇斗、個人活動の根源に共通点 信頼と共感が育んだバディの絆とは【劇場版「トリリオンゲーム」インタビュー】
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◆劇場版『トリリオンゲーム』
小学館「ビッグコミックスペリオール」で連載中の人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)を原作に、2023年夏に連続ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS)が放送。ドラマから引き続き、稲垣氏監修のもと、劇場版は完全オリジナルストーリーで描かれる。
目黒演じる天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”の通称:ハルと、佐野演じる気弱で心優しい“凄腕エンジニア”の通称:ガクの最強バディが次に挑む新事業は、「日本初のカジノリゾート」開発。世界の大富豪たちが集い、一夜にして大金が動くロマンと欲望が入り混じる魅惑のカジノリゾートを舞台に、これまで以上に難解な強敵に立ち向かう。
◆目黒蓮&佐野勇斗、劇場版で挑戦したこと
―「トリリオンゲーム」を映画として届けられることについて、どのような思いをお持ちでしょうか?
目黒:嬉しいよね。
佐野:嬉しいです!
目黒:ドラマを経ていることもありますし、佐野くんや皆さんと一緒に作品を作れるというのも嬉しいポイントの1つです。あと「トリリオンゲーム」の世界観が僕自身すごく好きなので、その世界観にまた入れたことと、それを皆さんにお見せできると決まった時はすごく嬉しかったです。
佐野:僕も同じ気持ちで、ドラマも大変なことも多かったんですけど、このチームだから乗り越えられたというのもありますし、目黒くんが引っ張ってくれたというのもすごく大きくて。ドラマからそんなに期間を空けずに撮影したので、ドラマの熱量をそのまま映画に持ってこられて、内容もさらにパワーアップしているので、すごく楽しかったです。
― スケールの大きな作品になっていますが、芝居の面で変化したことや意識したことはありますか?
目黒:個人的にはドラマの時に「もうちょっとこうしたいな」とか、「できるかな」と思った部分をハルというキャラクターを作るにあたってトライしてみました。ドラマからそのまま来てくださっている皆さんは、割とスッと役に入られていたのかなっていうイメージがあって、それは佐野くんも言っていましたけど、期間がそんなに空いてなかったというのもあると思います。映画からのキャストの皆さんは、本当にこの「トリリオンゲーム」の世界観にバチッとハマるような強烈なキャラクターが多いので、そこも映画の1つの見どころだと思います。
― どのようなことにトライしたのでしょうか?
目黒:それはちょっと恥ずかしいので…(笑)。映画を観て感じてもらえたら嬉しいな、くらいの些細なことです。
佐野:僕もドラマを観て「もうちょっとこうしたいな」というところはトライさせてもらいました。
― ちなみにどんなことを?
佐野:ちょっと恥ずかしいので、すみません(笑)。
目黒:それは言って(笑)。
佐野:僕は言おうか(笑)。ドラマは何もない状態から成り上がっていくストーリーで、映画はもう会社を任されてからのストーリーなので、そこの気持ちの重みは自分の中で少し意識しました。あと、これは意識したわけではないんですけど、ハルとの関係性はドラマからあるので、アドリブとかさらに多かったですし、やっていて本当に楽しかったです。
◆佐野勇斗、目黒蓮と食事で仲深める
― ハルとガクのチームワークもさらに高まったかと思いますが、実際に現場でも絆やバディ感が増しているなと思った瞬間はありましたか?
佐野:僕、ありますよ!言っちゃダメだったら止めてください。止める準備だけしといてくださいね。
目黒:これ(ボイスレコーダー)切る準備だけしておく(笑)。
佐野:(笑)。ご飯に行きました。ドラマ中は行けなかったんですよ。
目黒:それ言っちゃいけない(笑)?
佐野:内緒かもしれないから(笑)。ご飯は3回?
目黒:そんなに行ったっけ?
佐野:え、覚えてない!?覚えてないことある!?(撮影地を指さして)ここのホテルの下。
目黒:行った!焼肉を思い出して…。
佐野:焼肉も行きましたね。
― どのようなお話をしたのでしょうか?
佐野:現場中も休憩時間とかで喋るんですけど、1〜2時間とか長い時間ちゃんと喋ることってあまりなかったんです。なので考え方とか、そういうのはだいぶ頂きました。めっちゃメモったもん。キモいと思うんですけど(笑)。毎日、日記を書いているんですけど、そこに色々書きました。
― 影響を受けていたんですね。
佐野:そうですね。
― 目黒さんはいかがでしたか?
目黒:僕も普段佐野くんがどういう気持ちでお仕事しているのかとか、グループ活動も俳優業もやられていて、そういう部分ですごい共感できる部分もあったし「やっぱり佐野くんってこういう人なんだな」っていうのを知れる、すごく良いきっかけだったなと思います。
― ドラマを通して関係性が深まった上での映画撮影ということで、前回との違いはありましたか?
目黒:ドラマの後半ぐらいからすごく良い関係性でお互い居られたかなと思っていて。アドリブの部分だったりとか、真剣なシーンだったりとか、佐野くんとだったから、あそこまでのことができたなと思うので、そういうものはそのまま映画に持っていったというのはあります。楽しくやれた期間が伸びた感覚です。
佐野:まさにそうで、初対面の時から関係性が良い風にクレッシェンドになっている中で、そこに映画が入っているので、さらに大きくなっていったという感じです。
― 関係は深まる一方という感じなんですね。
佐野:どこまで行っちゃうんでしょうね(笑)。
目黒:(笑)。
― 佐野さんは以前「お家に行かせてください」と言っていましたが、叶いましたか?
佐野:お家に行ってないよ。なんで?
目黒:なんで(笑)?佐野くんも忙しいですし、なかなかスケジュールが合わないっていうのがあるので…。
― 機会があれば、受け入れはOK?
目黒:まずは佐野くん家に行きたいと思います。
佐野:なんで俺ん家?来なくていいよ(笑)。
目黒:佐野飯をいただこうかなと。
佐野:本当に食べたいんですか!?マジで食べさせますよ!
目黒:スケジュールが合えば行きたいです。
◆目黒蓮&佐野勇斗、活動の根源に“グループ還元”
― お互いのライブを見学していたことが話題になっていましたが、ステージに立っている時の印象をそれぞれ教えて下さい。
目黒:すごくキラキラしていました。グループとしての目標もちゃんと持たれていると思いますし、目標に向かって頑張っている人ってそれだけでキラキラしているじゃないですか。そういう輝きがすごくあったなと。共感する部分とかもあるので、だからこそ目標に向かって行っている人を応援したいなって思うようなキラキラしたステージでした。
佐野:共感度で言ったら相当高いと思っています。僕もアイドルやっているからこそ、このスケジュール感でどれだけの頑張りをすればここまでのクオリティに持って行けるかっていうのがわかるので、衝撃を受けたというか。マジか!って。それを感じたのは家に帰ってからで、見に行っている時はシンプルに楽しんでいたんです。心配とか何もなく楽しめるというのがすごかったし、家に帰ってから「やばいな、この人」って泣きそうになりました。そこでさらに焚き付けられました。頑張んなきゃなって。
目黒:嬉しいですね。
佐野:他の人と見ている感情が違ったかもしれないです。
― お二人はグループ活動と並行して、個人のお仕事も積極的にしている印象ですが、どのようなモチベーションでソロ活動に取り組んでいますか?
目黒:そこは変わらずに、この先にグループに何か還元できるものがあるんじゃないかって思っているので、その気持ちだけで外に出て頑張って戦いに行くという感覚です。
佐野:一言一句違わず、以下同文です。
目黒:いやいや、答えてください(笑)。
佐野:(笑)。全く同じで、どこかに楽しさとかはあるんでしょうけど、やっぱりほぼ100%グループに還元したいなと。グループがあるから僕も頑張れるので、恩返しの意味もあるかもしれませんし、とにかくグループを大きくして、ずっと昔から応援してくれているM!LKのみ!るきーずというファンの皆さんに少しでも感謝を伝えたいなという気持ちです。
◆目黒蓮&佐野勇斗の夢を叶える秘訣
― 作品には大きな夢を叶えるためにハルとガクが奮闘する姿が描かれていますが、実際に夢を叶えるために必要なことは何だと思いますか?お二人の「夢を叶える秘訣」を教えてください。目黒さんは2022年11月に「口に出していくこと」、佐野さんは2024年7月に「人に与える人間になることと話していました。
佐野:与える人間になる!?夢を叶えるためにですか!?何言っているんだろう(笑)。
目黒:めちゃくちゃカッコいいじゃん(笑)。
佐野:めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど(笑)。
目黒:僕は今も変わってないかもしれないです。口に出したりとか、実際に目標をノートに書いたりして、それを叶えるためにどういう行動をとったらいいのか「明日これしよう」「明後日これしよう」って。なるべくそれは色々な人に「こういうことやってみたいです」って口に出して、叶うことができたら1個ずつ印をつけていく、というのは20歳ぐらいからずっとやっています。
― 最近叶った夢の中で、1番嬉しかったことは?
目黒:5大ドームです。1つの目標ではあったので。でもただ5大ドームをやってみたいってわけではなくて、ファンの方が1人でも多くライブに来られたらいいなって。そうするためには、公演数を増やすのか、キャパが大きいところでやるのか、とか。アリーナツアーをやっている時は公演を増やせるようにみんなで頑張りましたし、そういう先に5大ドームがあって、それが叶うのは嬉しいです。(※インタビュー時点)
― 佐野さんの夢を叶える秘訣はいかがでしょうか?
佐野:僕も口に出すことはずっと昔から言っていて、言霊みたいなのはあると思うので、絶対に口に出した方が良いと思います。周りに知らしめるというよりも、耳から自分の夢を刷り込むじゃないですけど、五感を使って自分を奮い立たせるという意味でも口で言った方が良いのと、そこからは気持ちですね。夢を1個決めたら、そこから叶えるための道筋というのは、気持ちでしかないのかなと思います。
目黒:“与える人間”は?
佐野:それはいいの(笑)。ちょっとカッコつけたい時期だった。今でも思っているんですけど、与えるのはちょっと早いですよね(笑)。でも、元気やファンの皆さんに何かを与えるというのも、このエンターテイメントの仕事だと思うので…!
目黒:本当にそうだよね。
◆目黒蓮&佐野勇斗が想像するハル&ガクの未来
― 最後に、お二人はこの先どのようなハルとガクを見たいですか?
目黒:「こういうことしているのかな?」というのは、あまり予想がつかなくて。それはハルが何をするかわからなさすぎるから。でも、こういう風にしていてほしいなという願望で言うなら、ハルとガクの関係性が変わらず続いていってくれたら嬉しいし、それはリンリン(高橋凜々/演:福本莉子)とかもそうです。その先に、この人たちが世界でどこまで行ってしまうのかはわからないので、そこはすごくワクワクします。
佐野:ほぼ同じなんですけど、具体的に見たいなと思ったのが、お互いに行くとこまで行って、家庭を持ってバーベキューしていてほしいですね。
目黒:ガクとリンリンがどうなるのか。映画でもその関係性は描かれるんですけど、映画のさらに先はどうなっているのかわからないので。
佐野:わからないよ〜。どうなっているのか。
目黒:見てみたいですね。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
<衣装>佐野勇斗:ブルゾン¥133,100/ワコマリア(パラダイス トウキョウ)/問い合わせ:パラダイス トウキョウ 東京都目黒区東山2-3-2 1F 03-5708-5277※他スタイリスト私物
◆目黒蓮(めぐろ・れん)プロフィール
1997年2月16日生まれ、東京都出身。2020年1月にSnow ManとしてCDデビュー。近年の主な出演作は、「教場」(フジテレビ系/2021)、「消えた初恋」(テレビ朝日系/2021)、NHK後期連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022)、「silent」(フジテレビ系/2022)、「月の満ち欠け」(2022)、「わたしの幸せな結婚」(2023)など。2024年は「海のはじまり」(フジテレビ系)で月9ドラマ初出演・初主演を果たした。
◆佐野勇斗(さの・はやと)プロフィール
1998年3月23日生まれ。愛知県出身。2015年に映画「くちびるに歌を」で俳優デビュー。近年の主な出演作は、「ドラゴン桜」(TBS/2021)、「真犯人フラグ」(NTV/2021)、「おとなりに銀河」(NHK/2023)、「TOKYO MER」シリーズなど。2024年は「マイダイアリー」(ABC)、映画「六人の噓つきな大学生」に出演したほか、2025年を跨ぎNHK連続テレビ小説「おむすび」にも出演。5人組ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバーとしても活動しており、俳優・アーティストとして多方面で活躍中。
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