東急、通学定期30%値下げ…子育て・学生応援プロジェクト
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![子育て・学生応援 東急スクラムプロジェクト](/imgs/p/bSJFSqWGcHlOcbfVn00XZuHRGN8W3dzb2tnY/19733153.jpg)
東急は、1922年の創業以来、公共交通機関と都市開発を両軸に「まちづくり」を進めてきた。時代の変化に伴う社会課題に対応するため、さまざまな分野で事業を展開し、新たな視点で生活サービスやライフスタイルを提案している。今回のプロジェクトは、少子化や子育て世帯における教育環境の変化といった課題に対し、子育てを安心してできる社会の実現を目指すものである。
同プロジェクトでは、将来を担う子供たちの笑顔を育み、学生が未来へ向かって輝けるよう、グループ全体で沿線に住む・通う子育て世帯や学生の学びを応援する。グループが展開する子育て関連施設およびサービスの強化・連携に取り組むことで、新生児から大学生までの子供を持つ家庭や学生の支援を進める。また、プロジェクトのシンボルとして新たなロゴマークを作成し、東急グループの子育て・学生応援の象徴として掲げる。
同プロジェクト立ち上げに合わせた新たな取組みとして、2025年3月15日から通学定期旅客運賃を現行より平均約30%値下げする。具体的には、1km~3km区間の1か月通学旅客運賃(大人)が現行の1,870円から1,200円に改定される。
通学定期旅客運賃の値下げは、子育て世帯・学生の家計負担を軽減するための新たな取組みである。学業を終えるまでの学びの期間、経済的な負担が大きい子育て世帯の家計を応援することを目的としている。今後もグループ内の多岐にわたるノウハウやアセットを活用し、子育て関連施設やサービスのさらなる強化・連携に取り組むことで、東急線沿線の子育て世帯や学生におけるサービス向上や家計応援を実現する。
「交通利用」「まなび」「お出かけ」「暮らし」「文化・体験」といったさまざまなシーンで、子育て世帯や学生の支援を推進することで、より住み続けたくなる沿線の実現を目指す。東急は、これらの取組みを通じて、地域社会の発展に寄与し続ける考えである。
《神林七巳》
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