将来の職業、小学生1位はパティシエ…学研教育総研
子育て・教育
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この調査は、子供たちがどのような習い事をしているのか、将来どのような職業に就きたいと考えているのか、また自分自身や将来に対してどのような意識をもっているのかを明らかにすることを目的としている。2024年12月に発表された「お年玉」「起床・就寝時刻」「好きな食べ物」など日常生活に関する調査の第二弾として、ネットエイジアの協力を得て実施された。
調査の結果、子供たちがもっとも関心を持っている習い事は、スポーツや音楽、アートなど多岐にわたることがわかった。特に、スポーツは子供たちの体力向上やチームワークの学びに寄与しているとされ、人気が高い。また、音楽やアートは創造性を育む活動として注目されている。
将来の職業については、子供たちの間で医師やエンジニア、教師などの職業が人気であることが明らかになった。これらの職業は、社会貢献や安定した生活を求める子供たちの意識を反映していると考えられる。また、近年の技術革新にともない、IT関連の職業に対する関心も高まっている。
将来なりたいと思っているものを聞いたところ、小学生は1位「パティシエ(ケーキ屋)」5.6%、2位「ネット配信者(ユーチューバー・インスタグラマーなど)」3.0%、3位「保育士・幼稚園教諭」「警察官」「会社員」各2.8%。中学生は、1位「会社員」4.2%、2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」4.0%、3位「医師(歯科医師含む)」3.5%、4位「公務員」3.3%、5位「漫画家・イラストレーター」3.0%。高校生は、1位「公務員」5.0%、2位「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」4.5%、3位「看護師」4.0%、4位「会社員」3.5%、5位「学校の教師」「福祉の仕事」各3.0%となった。
自分自身や将来に対する意識については、多くの子供たちが「自分の夢を実現したい」と考えていることがわかった。これは、子供たちが自分の可能性を信じ、積極的に未来を切り開こうとする姿勢を示している。
学研教育総合研究所は、今回の調査結果を通じて、子供たちの多様な興味や将来に対する意識を理解し、教育現場での指導や支援に生かすことを目指している。教育関係者や保護者にとって、子供たちの成長を支えるための一助となる情報として、今後の教育活動に役立ててほしいとしている。
《神林七巳》
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