横浜美術館リニューアル、無料スペース拡充で新たな魅力
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![横浜美術館](/imgs/p/bSJFSqWGcHlOcbfVn00XZuHRGN8W3dzb2tnY/19759995.jpg)
このリニューアルの背景には、美術館がより開放的で親しみやすい空間を提供し、地域の文化拠点としての役割を強化する目的がある。横浜美術館では、リニューアルオープンを記念して「おかえり、ヨコハマ」展を開催。館長の蔵屋美香氏が企画し、横浜の歴史をアートを通じて振り返る内容となっている。縄文時代から現代までの横浜を描き、特にこれまで注目されてこなかった人々にスポットをあてる。セザンヌやピカソ、マグリットなどの作品も展示され、子供も楽しめる「子供の目でみるコーナー」も設けられている。
エントランスホール「グランドギャラリー」を中心に、飲み物を楽しめる「まるまるラウンジ」や、家族で利用できる「くつぬぎスポット」、大階段の彫刻作品の周りで読書ができるスペースなどが新設された。
また、横浜美術館の所蔵作品をテーマごとに紹介するコレクション展も同時開催される。無料スペース「じゆうエリア」でも彫刻などの作品が展示され、家族で美術館を探検する仕掛けが用意されている。さらに、トークやツアーなどの関連イベントも多数実施される予定だ。
横浜美術館の3年間にわたる大改修のようすを記録した映像作品「KAIROS/カイロス」もオンラインで公開される。アーティスト・コレクティヴのSIDE COREが360度カメラで記録したもので、改修前後の美術館内部や引っ越しのようす、アーティストやミュージシャンによるパフォーマンスが収められている。
詳細については、横浜美術館の公式サイトから確認できる。
《神林七巳》
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