国家公務員試験2025「受験案内」公表…一般職(大卒程度)2/20より受付
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2025年度の国家公務員採用試験では、一般職試験(大卒程度)に20歳以上が受験可能な「教養区分」が新設される。教養区分の1次試験では、基礎能力試験を多肢選択式で30題・試験時間1時間50分、課題対応能力試験を多肢選択式で120題・試験時間15分、一般教養論文試験を1題・試験時間1時間20分で実施。1次合格者は基礎能力試験と課題対応能力試験の成績を総合して決定。一般教養論文試験は1次試験の合格者を対象に評定したうえで、最終合格者決定にあたり、ほかの試験種目の成績と総合する。また2次試験では人物試験の参考とするため、性格検査が行われる。
一般職試験(大卒程度)の申込期間は全区分同じで、2月20日午前9時~3月24日の間、インターネットで受け付ける。1次試験は6月1日、1次試験の合格発表は6月25日。2次試験(人物試験)は7月9日~25日(土日祝日を除く)のうち指定日で実施し、最終合格者を8月12日に発表する。
専門職試験(大卒程度)では、皇宮護衛官(大卒程度)、法務省専門職員(人間科学)、財務専門官、国税専門官、食品衛生監視員、労働基準監督官、航空管制官、海上保安官の採用試験が実施される。申込みはインターネットで、2月20日午前9時~3月24日に受け付け、1次試験を5月25日に実施する。以降の日程は各採用試験によって異なる。なお、一部の採用試験では試験科目などが見直されるほか、航空管制官採用試験では最終合格者の発表時期が9月24日に前倒しされる。
海上保安学校学生採用試験(特別)は、京都府舞鶴市の海上保安学校において海上保安業務に必要な知識・技能などについて1年間の教育を受けた後、海上保安官としての業務のほか、船舶の運航・整備や通信機器の運用・保守、経理・補給・庶務・調理、ヘリコプター搭載型巡視船または航空基地で航空機の整備・搭乗などの業務に従事する。採用予定者数は約260名。申込みはインターネットで2月20日~3月13日に受け付け、1次試験を5月11日、1次試験合格者を5月30日に発表する。2次試験は6月4日~25日のうち、土日祝日を除く指定日で実施し、最終合格者を7月25日に発表する。
各採用試験の詳細は、人事院のWebサイト「国家公務員試験採用NAVI」に掲載している受験案内などで確認できる。
《川端珠紀》
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