今田美桜が語る“挑戦”と“ターニングポイント” 不安を解消するマインド変化とは【劇場版『トリリオンゲーム』インタビュー】
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![今田美桜(C)モデルプレス](/imgs/p/bSJFSqWGcHlOcbfVn00XZuHRGN8W3dzb2tnY/19765645.jpg)
【写真】今田美桜、ウエストからチラリ肌見せ
◆今田美桜演じる“キリカ”再び 衣装で気をつけていたこと
― ドラマから引き続き、原作の稲垣理一郎氏の監修のもと、完全オリジナルストーリーで描かれる今作。撮影はいかがでしたか?
今田:正直もうちょっと演じていたかったなという思いはありますけど、キリカのような役はそんなに多くないので、また演じられてすごく楽しかったです。
― 思い出に残っているシーンは?
今田:最初の登場シーンです。ハル(目黒蓮)たちの前に車がビューンって勢いよく現れて、そこからキリカが登場するんですけど、実際にキャストが車に乗った状態での撮影だったので「しっかり掴まっててください」って。かっこよく登場してますが、車内ではアトラクションに乗ってるときみたいに田辺(誠一)さんと「おぉ~!」って言ってました(笑)。
― キリカといえば、ドラマ版から衣装が特徴的で毎話注目を集めていました。何か意識していたことはありますか?
今田:キリカはファッションが大好きなので、ドラマの時から色んなものを着させてもらいました。令嬢ですけどバリバリのキャリアウーマンなので、遊び心を持ちつつも上品かつ子どもっぽくならないように気をつけていました。
― 映画でも多くの衣装がありましたね。お気に入りは?
今田:最初のシーンの赤のコートは、キリカの登場感を出すためにみんなで話し合いながら決めたので思い出に残っています。あとは、住民説明会のときに着ていた白いコートも形が綺麗ですごく好きでした。
◆キリカ&ハルの重要シーン「どれが1番最善なのか」
― ドラマから時間が空いてから映画の撮影でしたが、キリカを再び演じるにあたって準備したことは?
今田:ドラマのときに、キリカのお父様役の國村(隼)さんが「あんまり瞬きをしないようにしている」と取材でお話していたのを拝見していたので、今回は私もそれを意識しました。あと、キリカはチャーミングなところもあってギャップを出したくてドラマのときから声を低くしていたので、今回また思い出しながら演じました。
― 共演者との久々の対面はいかがでしたか?目黒蓮さんとは「トリリオンゲーム」以外での共演もあったので、関係性の変化は?
今田:今回は監督を交えて、どんなシーンにしていくかなどお話させていただく機会が前よりもありました。特に、後半のとあるシーンに関してはキリカとハルの複雑な関係性が難しく、色々な捉え方ができてしまうのでどれが1番最善なのかをみんなで話し合いましたね。
― 新キャストも豪華な顔ぶれですよね。
今田:そうですね。シシド(カフカ)さんとは地方の撮影の待ち時間に「美味しいご飯屋さん行きました?」みたいなお話をして、いいお店を教えていただきました(笑)。
◆今田美桜が語る“挑戦”と“ターニングポイント”
― キリカの「欲しいものは何でも手に入れてきた」という役柄にちなんで、今田さんが今手に入れたいものは?ちなみに、ドラマのときは“自分にしっくりくるサイズと厚さのタオル”とお答えしてました。
今田:(笑)。今はおひつです!お茶碗くらいサイズで、冷蔵保存もできて、それでチンしたら炊きたてになるっていうおひつがほしいです。
― 様々な事業に挑戦し続けるハル&ガクにちなんで、今田さんが公私問わず挑戦したいことは?
今田:今、朝ドラの撮影をしているんですけど、(今田が演じる)朝田のぶさんはお茶の先生でもあり実際にご自宅にも茶室があった方なので、今後劇中でどこまで描かれるかは分からないですが、お茶に挑戦してみたいなと思います。
プライベートでいうと、1人旅に行ったことがないので、1人で気の向くままにゆっくりのんびり旅をしてみたいです。今までは友だちと行く旅行が多くて、そういう時も行き当たりばったりで計画を立てずに行くのが好きなんですけど、1人だとより気が向くままに、だらだらなんかもしたり、そういう旅に出てみたいですね。
― 過去にした挑戦で、ターニングポイントになったものを挙げるとしたら?
今田:1番はやっぱり上京したことですね。自分にとってはかなり勇気がいることでしたし、あのとき上京していなかったら今はないので、すごく大きいターニングポイントになったと思います。
なにか役を演じるときは毎回「本当に自分に出来るのかな?」と思うので、そういった意味では日々挑戦させてもらう気がするのですが、何を演じても最後には「やってよかった」と絶対感じるので、どんな小さいことでもまず1回やってみるという気持ちは大切にしています。
― 「まず1回やってみる」のは不安や心配がよぎってなかなか簡単なことではないと思います。今田さんはそういった感情とどう向き合っていますか?
今田:1歩踏み込んだらもう戻れなくなって“不安”から“もうやるしかない!”という気持ちに変わるので、そういう意味ではすぐ解消されます。私の場合の不安は、職業であったり自分とは違う役柄など、経験が無いことに対しての不安なので、周りの人に相談しながらまず1回やってみるということが出来るようになりました。
◆今田美桜の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、今田さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
今田:先ほどお話ししたことにも繋がりますが、「どうなるか分からないけど、やってみる」ことと「周りを信じること」かなと思います。上京したときは「本当にどうなるか分からないけど、1回飛び込んでみてあとで考えればいいか」という感じだったんですけど、大人になるにつれて色んなことを知って怖くなるから「あの歳だから出来たんだろうな」と今は思うんですけどね(笑)。
1回やってみる。すると、そこで色んな方に出会うと思うんですけど、絶対に助けてくれる人はいるので、そういう人を信じて、自信をもらいながらやることが大切かなと思います。夢に向かってだけではなく、日々少し不安なことに対しても同じで、きっと良い方向に繋がると思います
あとは、もう楽しむこと!自分が楽しかったら、後悔することはあんまりないと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
■劇場版『トリリオンゲーム』
小学館「ビッグコミックスペリオール」で連載中の人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)を原作とした連続ドラマ「トリリオンゲーム」(TBS)が2023年夏に放送。劇場版はドラマから引き続き、稲垣氏監修のもと、完全オリジナルストーリーで描かれる。最強バディのハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)が次に挑む新事業は、「日本初のカジノリゾート」開発。世界の大富豪たちが集い、一夜にして大金が動くロマンと欲望が入り混じる魅惑のカジノリゾートを舞台に、これまで以上に難解な強敵に立ち向かう。
■今田美桜(いまだ・みお)プロフィール
1997年生まれ、福岡県出身。「花のち晴れ~花男 Next Season」(TBS 系)、映画「わたしの幸せな結婚」、「東京リベンジャーズ」など、数々の話題作に出演。今春は、劇場版『トリリオンゲーム』(2月14日公開)に出演するほか、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」が3月31日より放送。
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