NTT西日本と堺市、小学校で万博特別授業開催 | NewsCafe

NTT西日本と堺市、小学校で万博特別授業開催

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「万博の歴史クイズ」に挑戦
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 NTT西日本関西支店と堺市は2025年2月13日、大阪・関西万博の開催に先立ち、堺市立新檜尾台小学校で「万博特別授業」を実施した。授業では、NTTがパビリオンで出展予定の次世代情報通信基盤「IOWN(アイオン)」などの最先端技術を体験する機会を提供。小学生が国際社会を身近に感じ、多様な価値観や視野を広げることを目的としている。

 この特別授業は、NTT西日本と堺市が2017年に締結した「ICTを活用したまちづくりに関する連携協定」に基づく取組みの一環である。協定は2020年と2023年に更新され、地域課題への対応や市民サービスの向上に向けた連携が進められている。今回の授業は、万博に興味を持たせることで、子供たちが国際社会を身近に感じる機会を提供することを狙いとしている。

 授業は2部構成で行われた。第1部では、大阪・関西万博の歴史やNTTのイノベーションについての授業が行われた。万博紹介映像や過去と現在のコミュニケーションについて学び、クイズを通じて万博への期待感を高めた。第2部では、未来のコミュニケーションをテーマに、IOWNの技術体験が行われた。

 技術体験コーナーでは、IOWNのデジタルツインコンピューティング技術を活用した「音声合成システム」や、脳からの微量な電気信号でゲームを操作する「筋電」の体験が提供された。これにより、子供たちはNTTの最新技術に触れることができた。

 授業に参加した小学生からは、「声の複製が凄かった」「最新技術の展示が面白かった」などの感想が寄せられた。堺市立新檜尾台小学校の教員も、今回の授業が子供たちに万博の歴史や最新技術に触れる良い機会になったと評価している。

 NTT西日本は、大阪・関西万博で「PARALLEL TRAVEL(パラレルトラベル)」を体験テーマとしたパビリオンを展開予定である。IOWNによる空間伝送技術を用いて、離れた場所と空間を繋ぎ、距離を超えたコミュニケーションの未来を展示する。

 今後、NTT西日本と堺市は、今回の特別授業で得た知識や体験を生かし、万博開催中や閉幕後も継続・発展性のある取組みを検討していく。また、大阪・関西万博に向けた取組みだけでなく、堺市のさまざまな課題解決にも挑戦し、新たな価値を提供し続けることを目指している。

《吹野准》

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