44歳、膠原病になった私に「怠け者」と言い切った義母。義実家とのストレスに押しつぶされていたけれど、もう一度自分だけの人生を手にしてみたい | NewsCafe

44歳、膠原病になった私に「怠け者」と言い切った義母。義実家とのストレスに押しつぶされていたけれど、もう一度自分だけの人生を手にしてみたい

女性 OTONA_SALONE/LIFESTYLE
44歳、膠原病になった私に「怠け者」と言い切った義母。義実家とのストレスに押しつぶされていたけれど、もう一度自分だけの人生を手にしてみたい
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日々が飛ぶように過ぎていくなか、自分のあり方に漠然と迷う40代50代。まるでトンネルのように横たわる五里霧中ですが、そんななか「ほんのちょっとしたトライ」で自分のあり方を捉えなおすには、「最初の一歩」に何をしてみればいいのでしょうか。体験談をご紹介します。

◾️アユミさん

愛知県在住の57歳。44歳で結婚し、結婚生活13年目。63歳の夫は製造業の2代目。

【私を変える小さなトライ#17】


バツイチ、会社経営の彼はスラっとしたイケオジ

主人とは44歳のときに結婚しました。私は初婚ですが、相手は6歳上のバツ1。前妻との間に子どもがいましたが、もう大きくなっていたので学費や養育費の支払いは終わっていましたし、会社経営者で経済的に安定しているのもあって結婚に踏み切りました。

彼を紹介してくれたのは親戚のおばさん。バツ1の50歳と聞いて、正直あまり素敵ではない男性を想像していたのですが、会ってみたら背がスラっとしていて髪の毛もフサフサだし、いまどきの細身のスーツを着ていて、想像とは真逆。「ステキかも」と心がときめきました。そんなことでお付き合いが始まって、とんとん拍子に結婚することになったんです。でも、いま思うとこの時点から、彼の生活にはお義母さんの影が常にちらついていました。

見合い話を勧めたのも、見合いの席で仕切っていたのもお義母さん。彼はほとんど話していなかったなと、あとで気づきました。さらに、お見合いの後、「いますぐ連絡しなさい」と指示を出したのもお義母さんだったそうで……(笑)。

いい歳の大人だけど、食事も洗濯もお義母さん任せ。そう、彼はお義母さん命のマザコン男だったんです。さらになんと、前妻と別れる原因になったのも実は、嫁姑問題だったことが、あとから分かりました。

プロポーズの言葉は「家族を大事にしてほしい」。婚約指輪もお母さんのお古でした

プロポーズの言葉は「アユミちゃんの家族を大切にするから、俺の家族も大切にしてほしい」でした。結婚指輪はお義母さんの指輪を引き継ぎました。そんなところにも違和感は感じましたが、もう結婚する流れになっていたので、嫌な予感は見て見ないふりをしてしまったのがよくなかったかもしれません。

私は黙っているとおとなしく見えるみたいなんです。お義母さんは息子に、「頭はほどほどでいいから、ニコニコして、言うことを聞く娘を選びなさい」と言っていたそうです。私は最初は気に入られていたので、お義母さんともよく話をしていましたが、その後、家業を手伝うようになってからは、彼女のヤバさを知ることになりました。

結婚前は外資系のIT商社で働き、それなりにバリバリやっていた私。結婚前の仕事は辞めて、家業を手伝うことになったので、経理や総務を引き受けようと思っていましたが、そこから嫁・姑バトルの第一ラウンドが始まりました。お義母さんは自分の仕事を奪われたくなかったのでしょう。「これは私にしか分からないことだから」と言って、私に一切、引き継ぎをしません。私は時給800円で、トイレ掃除からスタートしました。

外資系IT商社で働いていた私がビビった、片田舎の会社の現実

会社で働くようになってびっくりしたのは、お義母さんが権力を握っていて、実質、社長のように振る舞っていたことです。社長である主人は、勤務時間中にスマホゲームで遊んでいて、誰も注意しませんし、お義母さんは勤務中に通販カタログを開いて買い物に勤しんでいたり、従業員を運転手代わりに使っていたり、もうやりたい放題。

パソコンは全員に支給されておらず、個別のメールアドレスもありません。いまだに手書きの伝票を起こし、やり取りはFAXという、前時代的な仕事のやり方でした。これでは効率が悪すぎるので、「PCを買ってほしい」と言いましたが、権力を握っているお義母さんが「そんなもの、要らないわよ」と一刀両断。私がタッチタイピングでパソコンを打っていたら「そんなに早く打つ必要はない」と言い出す始末で……。

田舎だから、時間が昭和のまま、止まっていたんです。夫は「お袋と波風立てないようにやってほしい」と言っていて、一般的な企業と比べたら「?」なことだらけ。でも、夫は崇拝している母親がいちばん正しいと思っているから、その言いなりになる嫁が欲しかっただけなんです。結婚自体も「お袋が気に入ったから、結婚した」と白状しました。

ステロイドの副作用で顔パンパンの私に「怠け者だから太るのよ」って……

そんな日々が続いて、心身ともにストレスを抱えて、気づいたときは病気に。医師の診断は「膠原病」でした。症状がひどく、入院することになりました。膠原病は免疫が暴走し、自分の細胞を自分で攻撃してしまい、臓器や組織が壊れていく病気です。原因不明の難病ともいわれています。

治療にはステロイドを使います。倦怠感があって、起きられない日も多くなって……。ちょうど、お盆で親戚が集まる時期に、寝込んでしまい、手伝いもままならない日がありました。そのとき私が言われたのが「そんなに顔が丸くなっちゃって。口ばっかりで、体を動かさない怠け者だから太るのよ」という心ない言葉でした。膠原病のステロイドの副作用に、ムーンフェイスがあります。病気治療のことは知っているはずなのに、ひどすぎる。嫁は労働力だとしか思われていない。私が思い描いていた幸せな結婚生活とはほど遠い、冷たい対応でした。

本編ではアユミさんが結婚後、家業と義母、夫に翻弄され病気になってしまった日々について伺いました。続いての記事では、大ゲンカを経て「自分らしい暮らし」を取り戻していった過程についてお聞きします。

▶︎▶︎義実家に虐げられていた私。警察を巻き込んだ大ゲンカの果てに、気づいた自分の本心は


《OTONA SALONE》

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