アンパンマン初の英語アプリ、幼児向けに配信開始
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このアプリの開発背景には、幼児期から英語に親しむことの重要性がある。英語を正しく聞き分ける力を育むためには、早期からの英語接触が推奨されている。そこで、子供たちに人気のキャラクターであるアンパンマンを通じて、楽しく英語を学べる環境を提供することを目的としている。
アプリは、iOS 12.0以降およびAndroid OS 8.0以降に対応しており、App StoreとGoogle Playでダウンロード可能だ。アプリ内には「きらきらABC」と「どっちかなクイズ」という2つのゲームモードが搭載されている。「きらきらABC」では、オリジナルのイラストをタップすることで英単語をヒアリングでき、繰り返し聞くことで英語に親しみをもたせることを目指す。「どっちかなクイズ」では、イラストと英単語の意味をゲームを通じて学ぶことができ、アウトプットを繰り返すことで英単語の定着を図る。
収録されている英単語はリリース時点で140単語であり、毎月新しい単語が追加される予定だ。これにより、子供たちは常に新しい単語と出会い、英語学習を続けることができる。英語音声はすべてネイティブのアメリカ英語で収録されており、フォニックスを取り入れた学習構成となっている。フォニックスとは、英語圏の子供たちが発音と文字の関係や規則性を学ぶための学習法である。
アプリの英語コンテンツは、全国で子供向け英会話教室を500以上展開するセイハ英語学院が監修している。セイハネットワークのコメントによれば、「英語を正しく聞き分ける力は、できるだけ早い時期に英語に触れることが大切です。より触れる機会を多くするためには、手軽に続けることができる仕組みが重要です。今回のアプリは、これらをカバーし、お子さまに大人気のアンパンマンが一緒にサポートしてくれるため、自然と英語が身につく仕掛けがあります。出題英単語も幼児がよく使う言葉を中心に選出しております。将来、世界へ飛び立ち活躍する子供たちの成長を願っております」とのことだ。
日テレWandsは、今後も子供たちが楽しく学べるコンテンツの開発を続けていく予定だという。英語学習を通じて、子供たちの未来を広げる一助となることを目指す。
《吹野准》
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