【「オフライン ラブ」インタビューVol.8 アル】デートでの涙の裏に抱えていた想い 下見に6時間費やしたニースの日々振り返る<全話ネタバレあり>
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【写真】Netflix新恋リア「オフライン ラブ」出演する美男美女10人
◆Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」
舞台となるフランス・ニースの地に集まった、お互いの顔も名前も知らない男女10人。デジタルデバイスを全て手放し、ガイドブックだけを片手にこの異国で旅をする-。彼らに与えられた時間は10日間。出会えるかどうかもわからない、約束することさえままならない中、偶然と必然、すれ違いを繰り返しながらも巡り合い、恋は徐々に「運命」を帯びていく。果たして“運命の相手”と出会い、“運命の恋”をすることができるのか…。
メンバーたちは、レターラウンジ・メゾン・マルゴーを通じて手紙でやり取り。3日目の夜に全員集合し、渡した相手と1日デートができる「WISH LETTER」が配布された。その「WISH LETTER」は、同じ日程を持った相手には渡せず、同性同士であれば交換可能。誘いたい相手に会って渡すことでのみ有効で、渡せるのはデート前日のみというルールだった。
◆「オフライン ラブ」アル、情熱的なアプローチ
「Die for you(あなたのためなら死ねる)」のような恋を求めている情熱的なアルは、飛行機トラブルで1日目の夜から合流。2日目にトウコ、ミミ、ショウと偶然にも出くわし、天真爛漫なミミに恋をする。さりげないタイミングでプレゼントを贈ったり、デート前には入念な下見をしたりと、人一倍好きな相手に懸命な姿勢を見せた。「WISH LETTER」ではミミを誘いイタリアと国境を接する街・マントンを訪れるが、デートではミミと気持ちがすれ違ってしまう。気持ちを切り替えて同い年のマホに好意を抱くようになったが、マホは誰にも「LAST LETTER」を書かずに旅を終えた。
◆「オフライン ラブ」アル、ミミに惹かれた理由「どんどん刺さっちゃって」
― 現在のお仕事や活動について簡単に自己紹介をお願いします。
アル:ダンサーとモデルとパーソナルトレーナーをしています。主にダンサーとして振り付けやワークショップの開催などおこなっいます。
― 改めて「オフライン ラブ」に参加した理由を教えてください。
アル:何年もあんまり恋愛ができていなくて、シンプルに恋愛できたら良いなという気持ちでした。
― 最初はミミさんのどういったところに惹かれましたか?
アル:すごく可愛らしいし、自分が言われたら嬉しいことを言ってくれていたと思います。「相合傘したいな」と言ったら「じゃあ一緒にしよう」、「パラセーリングしたいんだよね」と言ったら「ミミもやりたい」、「ケーキおいしいね」と言ったら「ミミのもあげる」みたいな、そういう言葉が全部どんどん刺さっちゃって気付いたら惹かれていました(笑)。もう思い出すだけで恥ずかしいですもん(照)。
― 2日目に会って3日目にも会う約束をしましたが、気持ち的に盛り上がっていましたか?
アル:いや、あの日はまだ出会った女性がトウコちゃんとミミだけでちゃんとお喋りできたのがミミだけだったので、この後誰と会えるかもわからないし、ずっと誰とも会えないかもしれないから、明日何もなくなってしまうよりかは誰かを誘って一緒に過ごした方がいいと思って、今お話ができているミミをまた誘いました。
◆「オフライン ラブ」アル、話が合う女性メンバーとは
― 元々どんな女性がタイプですか?
アル:天然でローラさんみたいな人。ちょっとフワッとしているところがミミは当てはまっていたかもしれないです。
― 3日目に全員集合してから気持ちは変わらなかったですか?
アル:3日目に全員で会う直前のデートで(ミミが)エクレアを「あーん」してくれるというくだりがあって結構そこで心を掴まれちゃって…あのときは一旦ミミのことしか見えなくなっていました。冷静に思い返すと、「もっと色々な人と会ったら良かったな」と思うこともあるんですけど、それは結果論なので、あの場のあのときはもう掴まれていました。
― 他の女性メンバーとはお話しましたか?
アル:カナカが隣にいて結構喋って気が合うなと思ったんです。旅が終わった後もご飯に行っていて話は合うんですけど、同じ匂い・同じ属性というか友達のグループの中にいそうな感じなので恋愛じゃないのかなと思いました。でもそれも知らないとわからないと思うので、ニースでデートに誘ったら良かったのかなとも思います。
◆「オフライン ラブ」アル、ミミとのデートで苦しくなった理由
― 「WISH LETTER」デートは観ていても苦しくなりましたが、どういった心境でしたか?
アル:僕も思い出したくないぐらい苦しいです(苦笑い)。ミミはその日体調が悪かったということを後から知って「気付けなくてごめん」となったんですけど、朝合流したときにすでに苦しくてしんどそうな顔をしているように見えて、「来たくなかったのかな」と思ってしまいました。それから電車でもあまり元気がないように見えたので段々自分も考え込むうちに不安が増してしまって…。その後にレモン農園でも色々あり、ミミの行動に自分との温度差を感じることが多くてそういうことの積み重ねでネガティブになってしまいました。最終的に座って話をしたときに「何でそんなに暗いの?」と言われて、あまりにも心が通じない状況にすごくすれ違いを感じてもう無理かなと思ってその日で向き合うのをやめようとなりました。
― ミミさんの気持ちにも気付いていましたか?
アル:もう他の人にミミの気持ちは向き合い始めているなと思っていたけど、それでも6日目のデートのときは楽しそうにしてくれていて、不安になるけど楽しそうだから安心していたんですけど、7日目だけはそうは行かなかったという感じです。自分の中ではもう1人しか見ないと決めて、他の人ともデートをしないで空いている時間は次にミミとデートをするための下見の時間に全部使っていて、「WISH LETTER」の日まで全部そうしようと決めていたので、ミミにそれが伝わってなかったことが苦しくて最終的に涙が出てしまいました。
◆「オフライン ラブ」アル、マホと向き合った終盤
― そこからは気持ちを切り替えて、マホさんと向き合いましたが、マホさんのどういうところに惹かれましたか?
アル:最初はマホから「デートに行きましょう」と手紙をくれてデートに行って、そのときに「またご飯に行こう」と約束していたんです。それから「WISH LETTER」が終わって、まだ日数はあるし、誰かを無理に好きになるとかじゃなくて、約束のために使える時間ができたから約束を果たそうと思って誘いました。そこで話して同い年で喋りやすいなと思って、自分も「若い子の前でかっこいいおじさんでいよう」と気を張ることがなくて楽だなと感じました。あのときは携帯も使えないし時間も短いし、ちょっとしたことで気持ちが大きく左右しやすいので、俺の中では安心感から気持ちが大きく動きました。
― 参加して一番成長した部分や学んだことを教えてください。
アル:今までは携帯を触っているとやれることがあるからそこに時間を割いていたんですけど、デジタルデバイスと離れるとやることがなくなったので好きになった女性のために、めちゃくちゃ時間を割くことができました。携帯でパパパッと調べたら下見なんていらないけど、ニースでは朝から夕方まで6時間くらい下見していたので(笑)、こんなことをするのは人生で多分もうこれっきりなんじゃないかなと思います。そういう意味では自分がこういうことができるんだなと成長を感じました。
(modelpress編集部)
◆「オフライン ラブ」参加メンバー10人
アツシ(30)/元水球日本代表
アル(30)/ダンサー・振付師
ケンスケ(24)/芸人
ショウ(22)/大学生・モデル
ユウダイ(24)/俳優・モデル
カナカ(25)/ブランドプロデューサー
トウコ(24)/俳優
ナナミ(25)/俳優
マホ(30)/モデル
ミミ(20)/アルバイト
※年齢は撮影時
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《モデルプレス》