英検2級から準1級合格にかかる学習…平均約150時間
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調査は、2025年2月27日から3月5日までの期間にインターネットを通じて実施された。対象は15歳から24歳までの高校生および大学生で、英検を受験したことがある669人である。
調査対象者がもっている英検の1番上の級で、もっとも多かったのは英検2級(31.7%)で、ついで準2級(22.9%)、3級(22.7%)という内訳だった。学習時間については、「~50時間未満」が40.4%ともっとも多かったが、級を1つあげるためには平均約83.7時間の学習が必要であることがわかった。特に、2級から準1級に合格するためには平均約150時間、準2級から2級に合格するためには平均98時間が必要であることが明らかになった。
近年の大学入試においては、英検の級を活用した免除や加点制度が広がりを見せている。多くの国内大学が英検準1級や2級以上を評価基準に取り入れ、試験の一部免除や得点加算を実施している。今回の調査結果では、約2割の学生が大学受験時に英検の級を利用して入試での免除や加点などの優遇措置を受けたとしており、今後も受験生にとって英検の取得が進学の大きな武器となる可能性がある。
なお、トライズは、学習デザイン理論「インストラクショナルデザイン」に基づき、ゴールから逆算した学習設計と個別指導により、1年間でグローバルビジネスに必要な英語を話す力を身に付ける英語コーチングスクールを展開している。2015年の開校以来、約1万5,000名が同社のプログラムを受講しており、受講生満足度98.1%、継続率91.6%という実績をもつ。
《吹野准》
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