松下洸平、“根拠のない自信”の大切さ語る 20代は「多くの方の目に留まらないような経験もありました」
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◆松下洸平、ゴッホと自身を重ねる
グレーのスーツ姿で登場した松下は、展覧会サポーター就任について「最初にお話をいただいた時は本当に驚きまして、正直、僕で大丈夫だったのかなという不安もあった」と本音。その一方で、「子どもの頃から絵を描くことがとても好きでして、高校までは美術科の学校に通っておりました。そこで油絵をずっと書いていたので、学生の頃はよくゴッホの作品を、本当に少ない時間だったと思いますけれども、僕なりに勉強させていただいたこともあったりしたので、僕自身としても本当にゴッホという存在は特別な思い入れのある画家の一人でもあります」とゴッホへの思いを口にした。
3月6日に38歳の誕生日を迎えた松下。27歳で本格的に画家を志したゴッホが37歳で生涯を終えたという話題では、「時代も境遇も違うので、決して同じような人生を歩んできたなどということは畏れ多くて言えない」としつつ、「僕自身も20代の頃はフィンセント(ゴッホ)と同じように、自分の作り出すものが間違ってないとは思いつつも、なかなか多くの方の目に留まらないような経験も少なからずありました」とゴッホと自身を重ねる場面も。
「そこで折れずに、めげずにこの仕事を全うできたのは、やはり根拠のない自信であったり、自分自身の作るものが間違ってない、いつか誰かの目に留まると思って信じ続ける力だったような気がします」と振り返り、「ゴッホもおそらくそういった思いを強く持って、27歳から晩年まで描き続けてきたんだなと思うので、その力強さには共感する部分が少しあります」と語った。
◆松下洸平、ファンレターに感謝
展覧会には多くの手紙が展示されることから、手紙に関して印象に残っていることを尋ねられた松下は「この仕事をしていますと、ファンの方から手紙をいただくことも多かったりするんです。そういったものは、とても、今でも大切にしています」と告白。「作品の感想であったり、舞台の感想だったり、ライブの感想とかって、SNSを通じて知ることはできても、その方が時間をかけて紙を選び、ペンを選び、自分の手で書いてくださったものというのは、もちろんSNSでの感想もとても嬉しいんですけど、そことはまた違う思いが乗っているような気がしている」と手紙だからこそ感じられるファンの思いに触れているという。
また、「時々、小学生とか幼稚園生のお子さんが、お母さんと一緒にシールとかを貼りながら一生懸命書いてくださった手紙があって。そういうの見ると本当に嬉しく思いますし、こういった小さなお子さんにもしっかり届いているんだなという実感がよりダイレクトに感じられるので、いつも嬉しいと思います」と笑顔を見せていた。
◆「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」
7月5日から8月31日まで大阪市立美術館、9月12日から12月21日まで東京都美術館、2026年1月3日から3月23日まで愛知県美術館で開催される本展では、フィンセント・ファン・ゴッホの家族が受け継いできたコレクションに焦点を当てて紹介。幼少期に油絵を始め、高校では美術について学んでいたという松下が、同展の展覧会サポーターを務める。(modelpress編集部)
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