土屋太鳳、西田敏行さんへメッセージ 9年前から贈られ続けている言葉とは「背中を押してもらえた」【第48回日本アカデミー賞】
芸能
モデルプレス/ent/movie
【写真】「日アカ」最優秀助演女優賞を受賞した人気女優
◆土屋太鳳、西田敏行さんへ感謝
山田風太郎氏による小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)を映像化した本作は、里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描いた「八犬伝」=【虚】の世界、そして物語を生み出した馬琴の感動の実話【実】という2つの世界の物語を交えた前代未聞のエンターテイメント大作。“虚”パートで八犬士の運命を握る伏姫を演じた土屋は「憧れの役でしたので、もう本当に感無量でした。ただ登場時間が短いので、その短い時間の中で、物語全体への影響をどう表現すればいいんだろうということと、お話が始まってすぐ超能力的な行動をするので、どうしたら只者じゃない感を出せるのかということがすごく難しくて」と役作りへの葛藤を告白。「でも『八犬伝』という物語自体が社会の社会への問題提起のようなものを持っているファンタジーだと思うので、その時代の戦乱の世の女性のドキュメンタリーと解釈して演じました」と振り返った。
また、土屋は9年前に新人俳優賞を受賞した時に西田敏之さんから贈られた言葉がすごく記憶に残っているという。「新人俳優賞をいただいた時に司会をなさっていた西田敏之さんが『この賞を受賞した人は、助演や主演で戻ってくるんだよ。だからあなたもぜひ戻っておいで』って言ってくださって。前回主演女優賞をいただいた際にも『次は助演だね』『助演って難しいんだよ。だけど、良かったらぜひ戻ってらっしゃい』って言ってくださったんです。その後、共演させていただいた後も同じ言葉をかけてくださって、私自身、その言葉で踏ん張ろうと背中を押してもらえたので、今日はここから西田さんに感謝をお伝えしたいと思います」といい「西田さん、戻ってきました!『明るいと疲れる時もあるからリラックスできる時はするんだよ』って言葉をかけてくださって。私は無理してません!今後とも見守ってください」と西田さんへ笑顔で呼びかけた。
ほかにも優秀助演女優賞には、「はたらく細胞」から芦田愛菜、「碁盤斬り」から清原果耶、「正体」から山田杏奈、吉岡里帆が選ばれ、吉岡が最優秀助演女優賞に輝いた。
◆第48回日本アカデミー賞
同賞は2024年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。
司会は、6年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「怪物」で第47回最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラが務める。(modelpress編集部)
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