厚労省「アルバイトの労働条件を確かめよう」4-7月
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キャンペーンは、自らの労働条件の確認を促すことなどを目的に2015年度から実施、2025年度で11回目となる。「労働条件の明示」「シフト制労働者の適切な雇用管理」「労働時間の適正な把握」「商品の強制的な購入の抑止とその代金の賃金からの控除の禁止」「労働契約の不履行に対してあらかじめ罰金額を定めることや労働基準法に違反する減給制裁の禁止」の5つを重点的に呼びかけている。
おもな取組みは「都道府県労働局による大学などへの出張相談の実施」「都道府県労働局および労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーに『若者相談コーナー』を設置し、学生からの相談に重点的に対応」「大学などでのリーフレットの配布などによる周知・啓発」などをあげている。
リーフレットでは、「バイト代は毎月決められた日に全額支払いが原則」「残業すれば残業手当がでる」など、アルバイトをする前に知っておきたい7つのポイントなどが記載されている。
キャンペーンの実施期間は、4月1日から7月31日まで。困ったときは、各地の総合労働相談コーナーや労働条件相談ほっとラインなどへ、電話相談やネット検索を行うよう勧めている。
《宮内みりる》
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