甲南女子大、リーダーシップ教育センターを開設
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甲南女子大学では、学生全員がそれぞれの強みを生かして自分らしく活躍できる「全員発揮型のリーダーシップ」教育に力を入れており、自律した女性の育成を推進。「新リーダーシップ」を「チームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力」と定義し、役職や権限によらず、すべてのメンバーが発揮すべき力としている。
2017年には、関西で初めて「新リーダーシップ」を育成する全学共通教育の授業を開始(同大調べ)。2022年には、基礎・応用・発展の3段階の大学認定「リーダーシップ・プログラム」を設置し、複数年かけて実践的に「新リーダーシップ」を身に付ける仕組みを整備。2025年度にはすべての新入生に「新リーダーシップ」科目の受講を推奨する予定となっている。
4月に新設するリーダーシップ教育センターでは、学生ひとりひとりが自分らしい「新リーダーシップ」を発揮し、組織や社会に貢献できる力を育むことを目的に、全学規模の「新リーダーシップ」科目群の運営を支援。カリキュラムや授業内容の評価・改善に加え、他大学や高校などの教育機関、企業などと連携し、より実践的な学びの機会を提供する。
センター長には人間科学部の佐伯勇教授を迎え、「新リーダーシップ」教育のさらなる研究・開発に取り組み、最新の知見を取り入れ、教育プログラムを進化させていくとしている。
《川端珠紀》
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