フジ第三者委員会、中居正広氏の行為は「性暴力」と認定「業務の延長線上で発生した」
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【写真】深夜2時半まで続いたフジ会見 怒号飛び交う
◆フジ、第三者委員会の調査結果報告
中居正広氏と女性の間で生じたトラブルについて、第三者委員会は「2023年6月2日に女性Aが中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの間に起きたこと(本事案)について、女性Aが中居氏によって性暴力による被害を受けたものと認定した」と発表。WHOが公表している定義を元に「『性暴力』には『同意のない性的な行為』」が広く含まれており、「『性を使った暴力』全般を意味する」とした上で、「当委員会は、性暴力を重大な人権侵害の一つと認識している」と伝えた。
また、「当委員会は、本事案がCXの『業務の延長線上』で発生したと考える」とし、「中居氏と女性Aとの関係性、両者の権力格差、CXにおけるタレントと社員との会食をめぐる業務実態などから、本事案は、CXの『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と断言。「本事案への対応を通じて、CXが本事案を『プライベートの問題』と認識していることが女性Aに伝わり、『会社は守ってくれない』『会社から切り離された』として孤独感、孤立感を感じさせたものであり、被害者ケア・救済の観点からも不十分な対応であった」とした。
◆フジテレビ、1月に第三者委員会設置
中居氏は1月9日、女性とのトラブルをめぐって声明文を発表し、示談が成立したと報告。このトラブルにフジテレビ社員が関与していたと報じられ、港浩一社長が同月17日に出席者を限定し、緊急記者会見を実施。調査委員会の設置や当事者女性への当時の対応などを発表していた。その後、同月27日にオープンな形で再度会見を開き、記者約400人が殺到。会見時間は10時間半に及んだ。第三者委員会は、1月23日にFMH(フジ・メディア・ホールディングス)、及びフジテレビジョンにより設置された。(modelpress編集部)
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