中居正広氏、守秘義務解除に応じず 見舞金100万円は「口封じ、二次加害行為とも評価し得る」【フジ第三者委員会】
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モデルプレス/ent/wide/show

【写真】深夜2時半まで続いたフジ会見 怒号飛び交う
◆中居正広、被害女性への見舞金は「口封じ」と評価
調査報告書内では、同局幹部のプロデューサー・B氏が中居氏の代理として、被害女性A(元CXアナウンサー)へ見舞金として現金100万円を入院先病院に運搬していたことが記載。同行動に対して第三者委員会は「CXの幹部が、中居氏サイドに立ち、中居氏の利益のために動いたこと」と指摘し、「女性Aの病状、心情への配慮を欠いている」ということに加え「見舞金の受領は法的紛争の帰趨にも影響し得るものであり、女性Aに対する口封じ、二次加害行為とも評価し得る」としている。
これについて記者から質問されると、竹内氏は「CXとFMHから調査の委嘱を受けて調査をしておりますので、CXの行動がどうだったかということについては、事実を捉えて評価を加えています」とし、「そこで登場する個別の方に対して、個々に『どうだった』という評価を加える立場にはない」と説明した。
◆中居正広、守秘義務解除に拒否
また、報告書によると「中居氏及び女性Aに対し、双方の代理人弁護士を通じて、当委員会のヒアリングに応じてもらえるよう依頼し、双方がお互いに示談契約における守秘義務を解除することにより、当委員会の調査に対して支障なく協力してもらえるよう依頼した」というが、「女性A側は、当委員会に対する守秘義務の全面解除に応じる旨回答した」という一方、「中居氏側は、守秘義務の範囲内の事項についてはヒアリングに応じないとし、当委員会に対して女性Aの守秘義務を解除しない旨を回答した」と拒否されたと説明。
第三者委員会は双方の代理人弁護士と協議し、「2023年6月2日に女性Aが中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの事実」と「示談契約の内容」が守秘義務の対象事項であることを特定し、この部分以外については双方の了承のもとヒアリングを実施したという。
◆フジテレビ、1月に第三者委員会設置
中居正広氏は1月9日、女性とのトラブルをめぐって声明文を発表し、示談が成立したと報告。このトラブルにフジテレビ社員が関与していたと報じられ、港浩一社長が同月17日に出席者を限定し、緊急記者会見を実施。調査委員会の設置や当事者女性への当時の対応などを発表していた。その後、同月27日にオープンな形で再度会見を開き、記者約400人が殺到。会見時間は10時間半に及んだ。第三者委員会は、1月23日にFMH(フジ・メディア・ホールディングス)、及びフジテレビジョンにより設置された。(modelpress編集部)
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