53歳から始まった謎の不調。夫からは「ヒステリー」「なんでも更年期のせいにするな」と言われて。私は会社を退職するほど体調が悪いのに | NewsCafe

53歳から始まった謎の不調。夫からは「ヒステリー」「なんでも更年期のせいにするな」と言われて。私は会社を退職するほど体調が悪いのに

女性 OTONA_SALONE/LIFESTYLE
53歳から始まった謎の不調。夫からは「ヒステリー」「なんでも更年期のせいにするな」と言われて。私は会社を退職するほど体調が悪いのに
53歳から始まった謎の不調。夫からは「ヒステリー」「なんでも更年期のせいにするな」と言われて。私は会社を退職するほど体調が悪いのに 全 1 枚 拡大写真

閉経の前後5年を一般に更年期と呼びます。日本人の閉経の平均年齢は一般的には50歳といわれていますが、新しい研究での平均値は52.1歳とされています。となると、47~57歳の世代は更年期に当たる人が多くなります。身体の不調に苦しみ「更年期障害」の状態に至る人もいます。

私ってもう更年期なの? みんなはどうなの?

オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。(ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです)

【100人の更年期#123】

◆れいさん 54歳
   埼玉県在住。57歳の夫、22歳の長男と3人暮らし。夫は10年間の単身赴任を経て、2年前から同居

「私、何かおかしい」。ここ1年くらいでできないことが増えてしまって

閉経前から症状が出る人が多いなかで、れいさんは閉経するまで、更年期特有の不調をほとんど感じたことがありませんでした。ただ、婦人科系のトラブルがなかったわけではありません。48歳のときに子宮腺筋症を発症。これは、子宮内膜に似た組織が子宮の筋層内にできることで起こる炎症で、月経量の増加や貧血などの症状を引き起こします。

その症状も、53歳で閉経を迎えると落ち着きましたが、代わるように別の更年期症状が出てきました。きっかけはコロナ感染だったといいます。

「昨年の1月に感染して、熱が2〜3週間続いたんです。喉もただれてしまって、何も食べられなくなって……」。その後も、4カ月ほどコロナ後遺症が続きました。特につらかったのは、首のこりと痛み、そして頭が締めつけられるようなひどい頭痛。

神経内科で処方された漢方薬のおかげで全身の倦怠感は和らいだものの、今度は別の不調が現れました。受診した医師からは「これ、更年期じゃないの?」と指摘され、そこで初めて、更年期によるものだと気づいたといいます。
 

「自分の携帯電話の番号が分からない」。謎の記憶力低下に悩まされて、仕事を辞める

もっとも困ったのは、記憶力の低下でした。日常生活にも支障が出るほどで、「物忘れがひどくて、自分の携帯番号を思い出せなかったり、買い物に出かけても何を買うのか忘れてしまったり……」と振り返ります。

仕事中もそれは深刻で、記憶力の低下で業務に影響がでており、頭痛やめまいにも悩まされていました。さらに、左耳が聞こえにくくなり、お客様の名前をうまく聞き取れないことも。「これでは仕事ができない」と感じ、思いきって治療に専念する決断をします。

れいさんは金融機関に勤務。結婚を機に一度退職し、子どもが10歳になったタイミングで、42歳から派遣社員として再び働き始めました。昨年、一度退職して3カ月の休養を取ったあと、仕事復帰を試みたものの、やはり働ける状態ではないと判断して再び辞める決断をしました。

一時は「効いている」と感じた漢方薬も、その後の症状には対処できなかったといいます。「体重が少ないと効きづらいみたいで、私には合っていなかったようです」と話します。

 

ホルモン補充療法やプラセンタ治療に挑戦も、「全然よくならなかった」

自分に合った治療法を模索するなかで、れいさんはホルモン補充療法(HRT)やプラセンタ治療に挑戦しましたが、効果はありませんでした。また、1カ月ほど前から「大豆イソフラボンサプリ」の摂取を始めました。今は効果の有無を検査しながら様子を見ているところです。

首こりや頭痛については、「昔の交通事故でむち打ちになったことも原因かもしれない」と考え、接骨院にも通っています。「雨の日や気圧の低い日は、特にひどくなるんです。私の場合は、左側がずっと痛い」と言います。

そして、更年期症状が悪化した要因として思い当たるのが、家庭のストレスでした。「たぶん更年期だけじゃなくて、ストレスの影響もすごく大きいと思うんです」

「ヒステリー」「家事くらいはきちんとやってね」。夫の一言が心に突き刺さって

「ストレスで自律神経が乱れているんだろうな」という自覚は以前からありました。その背景には、「真面目で神経質、完璧主義」な自分の性格、そして「絶対にミスが許されない」という金融機関ならではの仕事のプレッシャーがあったと、れいさんは自己分析します。

さらに、ここ数年心を重くしていたのが、発達障害のある息子さんのこと。そして、10年間の単身赴任から2年前に夫が戻ってきたという家庭の変化も、大きな影響を与えていました。

夫は週末になると、土日もほとんど家にいない行動派。「健康体の彼には、私の不調がなかなか理解してもらえないんです」とれいさんは話します。「夫はまるで大人の発達障害のように思え、会話が噛み合わないと感じることもあって……」と言います。

この1年ほどは、不眠に悩まされて朝が起きられなくなり、ドライアイで光がまぶしく感じたり、食べ物のにおいで気持ち悪くなったり、夫の大きな声がつらく感じたり……。積み重なる症状に耐えながらも、「ケンカになるのは避けたい」と、できるだけ感情的に言い返さないようにしているそうです。

それでも、つい言い方がきつくなってしまったときには「ヒステリー」と言われたり、「朝起きられないのも、イライラも、全部更年期のせいにするな」と嫌味っぽく言われたこともあったそうです。

本編では、更年期症状と思われる不調で仕事を辞めざるを得なくなり、家族からも辛くあたられてしまったれいさんについてお届けしました。

続いての▶▶「更年期、理解のない夫、不登校の息子…。家族のことで限界だった私が『自分を取り戻す』ために始めたこととは

では、れいさんが更年期や家族のストレスを乗り越えて、自分自身の人生を歩む様子をお伝えします。


《OTONA SALONE》

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