高校生の海外留学3.5万人、コロナ禍前より1.2万人減…文科省調査
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文部科学省では、高校生の海外留学生数の状況などを把握するため、高校などにおける国際交流などの状況について1986年度(昭和61年度)から隔年で調査を行っている。調査対象は、全国の高校、中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部、専修学校高等課程。
語学研修や国際交流などのために外国へ3か月未満の研修旅行をした高校生は、前回調査より3万494人増の3万1,711人。高校生を派遣した学校数(実数)は、公立872校、私立600校、国立12校の計1,484校。行き先は47か国・地域にわたり、もっとも多いのはオーストラリア7,774人、ついでアメリカ4,626人、台湾3,214人、イギリス2,826人、カナダ2,604人だった。
外国の高校などに3か月以上留学をした高校生は、前回調査(2021年度)より1,273人増の3,174人。高校生を派遣した学校数(実数)は、公立388校、私立410校、国立11校の計809校。行き先は44か国・地域にわたり、カナダ998人、アメリカ653人、ニュージーランド551人、オーストラリア349人、イギリス人85人の順に多かった。
日本人高校生の海外留学生数については、政府が「第4期教育振興基本計画」において2033年に12万人との数値目標を掲げている。
これに対し、研修旅行(3か月未満)と留学(3か月以上)を合計した高校生の留学生数は3万4,885人となり、過去最高となったコロナ禍前の2017年度(平成29年度)の4万6,869人に対しては1万1,984人少ない結果となったものの、前回調査時(2021年・令和3年度)の3,118人から回復がみられた。
このほか、修学旅行で外国を訪れた高校生は、コロナ禍だった前回調査時0人から6万6,618人と急回復した。実施校(実数)は、公立158校、私立328校、国立1校の計487校。行き先は29か国・地域で、最多はオーストラリアの1万2,304人、ついでシンガポール1万1,734人、台湾1万616人、アメリカ9,904人、マレーシア5,810人であった。
《中川和佳》
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