芝浦工業大、新入生の女子率27.8%で過去最高
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芝浦工業大学では、多様なメンバーがそれぞれ尊重され、力を発揮し、イノベーションをもたらす大学を目指す中で、女性理工系人材の育成にも取り組んでいる。「ダイバーシティ推進先進校」を目標に掲げ、女子学生の割合では2027年までに30%以上をKGI(重要目標達成指標)に設定している。2018年度入試から工学部の機械・電気系4学科で「公募制推薦入学者選抜(女子)」を開始し、2022年度に工学部9学科、2023年度には全学部・学科・課程・コース(工学部先進国際課程を除く)に広げた。現在は「理工系女子特別入学者選抜」として、2025年度は90名の入学者を受け入れた。
2022年度からは入学者選抜の成績が優秀な女子入学者100名以上を対象に、入学金相当額の奨学金も給付している。また、山脇学園高等学校(2021年度)、昭和女子大学附属昭和高等学校(2022年度)、実践女子学園中学校高等学校(2023年度)の女子高校との教育連携協定を締結。研究室体験プログラムなどを実施し、2024年3月には女子中学生を対象に理系体験イベントも開催するなど、理系の進路選択の支援にも精力的に取り組んでいる。
こうした取組みから、2025年度新入生の女子比率は27.8%となり、過去最高を更新。学部生全体(1~4年生)では女子比率23.7%となり、全国平均16.1%と比べて7.6ポイント高い水準となった(文部科学省:令和5年度「学校基本調査」の工学関係学科学生数から集計)。
芝浦工業大学の山田純学長は「芝浦工業大学は、多様性が新たなイノベーションを生み出す原動力になるという考えのもと、ジェンダーギャップの解消に取り組んでいます。入学者の女子比率が過去最高となったことは、理工系分野におけるジェンダーバランスの改善に向けた一歩であり、大変喜ばしく思います。本学は今後も女子生徒の進学を後押しし、未来のイノベーションを牽引する人材を育成してまいります」とコメントしている。
《風巻塔子》
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