高崎商科短大、経営学科へとリスタート…自分をつくる場所へ
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高崎商科大学短期大学部では、経営学科としてのリスタートに先駆けて2024年4月にカリキュラム改訂を実施。経営、情報、国際の学びを大幅に充実させ社会における高度化・複線化した職業スキルへのニーズに応える力を身に付けることが可能になったという。さらに、4年制大学では全国的に多くの大学が採用している一方で、短期大学では稀である「100分授業」と「一部クオーター制」を導入し、柔軟かつメリハリのある学修環境を整えている。
特色のある授業として、1年生前期に「オートノミープログラム」を実施。オートノミーとは「自律」のことを指し、プログラムではグループワークを通じて他者と関わることで自分自身の「やりたいこと」と、それを実現するために大学でどんなことが学べるかを知り、2年間の「学びの羅針盤」を自らつくることを目指す。入学時は「やりたいこと」が明確でなくても、自分や社会を知ることを通じ、2年間の学びの中で納得のいく進路をつくっていくことを支援する。
また、これまでの入試は「学力の優秀さ」や「入学後にやりたいことの明確さ」で選抜を行っていた。しかし、高崎商科大学短期大学部では「今答えが出ていなくても、将来を真剣に考え続けられる力」を大切な能力だと位置付け、「将来にモヤモヤしている人」を評価するポリシーを反映した総合型選抜入試「将来未定型」(通称:モヤモヤ入試)を新設。入学後は、教員や仲間と将来について共に考えられる環境を用意している。詳細は5月初旬に公式Webサイトで知らせるとしている。
《吹野准》
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